この記事を読んで知れること
- 身体がだるい理由
- 眠い理由
そんなときって学校にも会社にも行きたくないですよね。
まあかといってサボるわけにもいかないので病気じゃない限り行きますが。
これが一日とかだったらまだいいんですが、一週間続いたりひどい場合は慢性化してずっとだるくて眠い状態になっている人もいます。
こんな状態じゃどう頑張っても効率よく作業なんてできませんよね。
この記事では身体のだるいのと眠い原因と対策について書いていきたいと思います。
目次
身体がだるいし眠い原因は?

ストレス
ストレスがたまっていて気持ちがネガティブになっている場合精神面だけじゃなく身体面にまで影響が出てくる可能性があります。
最近ずっと休憩なく仕事や勉強をしていたり、やりたくもないことをしていたりしませんか?
ストレスがたまりにたまっていても、自分の不調がストレスからだとわかっていない人は多いので自分はストレスがたまっていないか?と一度考えてみましょう。
副腎疲労
副腎疲労が起きると謎の疲労感に襲われてもうやる気出ないし動き出ないし集中できないしという感じになってしまいます。
HPA軸に異常が起きるとホルモンバランスが崩れて身体がだるくなるんですよ。
HPA軸とは→視床下部→下垂体→副腎のことなんですがわっかりにくいので「ストレス処理を行っている部分が長期間の強いストレスによって処理しきれなくなりバグる」って考えてもらえるとOKです。
その結果は
- 朝起きるのつらい
- 慢性疲労
- 塩辛いの食べたい
- だるい→なんか力入らん
- 普通に過ごしてるだけでめっちゃ疲れる
- 性欲の低下
などが起こります。
だるいとか朝起きるのつらいとかはある程度みんな思うことがあって判断しづらいと思うのでなんか最近塩分多めの食べ物が好きになったなーと思ったら副腎疲労かも?と考えてください。
ブラック企業とかで大量の残業があったり人間関係がこじれて強制的なストレスを受けると起こりやすいんですが、個人でもダラダラと仕事や勉強をしていると大きなストレスになっているので気を付けましょう。
結局は普段からのストレス対策がとても大切になってきますね。
ちなみに日中コーヒーをたくさん飲む人はカフェインによっても副腎疲労になる可能性があるということを知っておいてください。
これはあなたがどれだけカフェインに耐性あるかによって量が変わってくるので基準を作りにくい問題なんですよ。
耐性があまりなければ1日2杯でも副腎疲労の原因になりますし強ければ3杯とか飲んでも問題ありません。
1ケ月単位ぐらいで様子見しながらコーヒーを飲んでみると自分がどれくらいカフェインに耐性あるかわかるかもしれません。
栄養不足
栄養不足は何も少食な人やダイエットで食事制限をしている人だけのものではありません。
めちゃくちゃ食べて太ってる人でもジャンクフードや同じものの食べ過ぎで栄養バランスが整っていなければ、栄養不足になっている人はいるんですね。
たとえば毎日3食某ハンバーガーショップでがっつり食べて太ってる人が栄養バランス完璧だとは思えない、というかありえませんよね。
炭水化物と脂質の摂取量が圧倒的に多いだけでタンパク質やビタミンなどは全然足りていないでしょう。
食べてるけど栄養不足って人は自分が栄養足りてないということをわかってないことが多いです。
だから「なんで最近こんな調子悪いんかなー?」って色々試すけど全く効果がでなかったりするんですよ。汗
毎日時間ないからってコンビニ食になってる人や同じ物ばかり食べてる人は自炊してみたりいつもとは違ったメニューで食事してみましょう。
全ての栄養素が万遍なくとれているのがベストですが毎日は無理がありますよね。
なので普段から下に書いている栄養素は意識して摂るようにしてみてください。
- タンパク質
- 良質な脂質
- 多少の糖質→多くは必要ない
- ビタミンB群
- ビタミンC
- ミネラル全般
このあたりはできる限り毎日摂取量を維持していきたいところですね。
現代は糖質摂りすぎなので糖質はあまり摂らないという意識をしてようやく普通ぐらいの量になると思っています。
⇒勉強の集中力を高めるのに甘いものはいらない!砂糖断ちで圧倒的な集中力を手に入れる理由
食べ過ぎ
逆に食べ過ぎで身体がだるいという場合もあります。
食べたものは当然胃で消化されて腸で吸収されますよね。
この消化吸収というものは思っている以上にエネルギーが必要なんですよ。
なんでも毎日フルマラソン一回走るのと同じぐらいの労力が必要だとか。
フルマラソンは言いすぎかもしれませんがそれぐらい膨大なエネルギーを使うってことなんですね。
特にさっき言ったような食べ過ぎだけど栄養不足の人の場合は無駄に消化にエネルギー使ってる上に、栄養素が足りなくてうまくエネルギーを作り出せてない場合まであって意外と大変です。
毎日3食+お菓子とか食べている人はまずお菓子を食べる回数を減らしてみましょう。
それだけでも場合によってはかなり身体だるさが解消されることもありますよ。
運動不足
運動不足から身体がだるくなることもあります。
運動をしていないと汗をかかないので汗から老廃物が出ていくといくということがありません。
しかも消費しきれていない糖質が残ったり、筋肉が弱くなることで血流まで良くなくなることがあります。
そうすればどんどん身体には老廃物がたまっていってだるさや眠気、やる気が出ないなどネガティブな状態になってしまいます。
また運動をしないことで精神的に疲れてもなかなか夜寝付けないということもあります。
勉強とかひたすらデスクでの作業をした日ってめっちゃ疲れてるのに夜寝付けなくて困ったということは経験ありませんか?
これはずっと作業しているので精神的には疲れてるんですが、体をほとんど動かしてなくて身体が疲れていないと起こりやすいです。
それで夜の睡眠の質が落ちたり睡眠時間が短くなれば次の日眠いのは当たり前ですよね。汗
ストレッチや少し長めのお風呂でも効果があったりするので少しでも毎日運動するようにしてみましょう!
寝る前のストレッチはものすごくオススメで5分ぐらいストレッチしてから眠ると寝起きの身体のだるさが全然違ってきますよ。
人は忙しくなると「忙しくて運動してる時間なんてない!」ってなってしまうんですが実は逆なんです。
身体を動かすことでストレス解消になるとか老廃物が出ていくとか色々あるんですが、ジョギングなどの有酸素運動を習慣的に行っていると脳内にBDNFが増えることもわかっているんです。
BDNFは”頭を良くするタンパク質”と言われているものですね。
お風呂に入ってない
お風呂入ってますか?
実はお風呂に入ることで身体はリラックスすることができます。
日中の活動で交感神経が働いて興奮していた状態を湯船でゆっくりリラックスすることで、副交感神経に切り替えて興奮を収めるんですね。
夜寝るときまで交感神経が働いて興奮状態だと寝付きにくくなったり、睡眠の質が悪くなってしまいます。
寝る前は一度リラックスできるようにしてみましょう。
そういう意味で寝る直前のスマホやテレビはあまり良くないですね!
1週~1か月ほど毎日に湯船に浸かってから次の1週間ほどシャワーだけで過ごすとわかるんですが、めっちゃ身体がだるく重くなるんです。
そんなに風呂浸かるの大切だったのか!ということがわかりますよ。
睡眠不足
睡眠不足は2パターンあります。
一つ目は単純に時間が足りていない場合で二つ目は睡眠の質が悪い場合です。
時間が足りていない場合は睡眠時間を増やす必要がありますよね。
どうしても増やせない場合は昼寝を20分程度するだけでも全然違ってきますよ。
昼休憩の時間に少し昼寝してみましょう。
二つ目の睡眠の質が悪い場合は少しやっかいですね。
睡眠の質はさまざまなことに左右されるので毎日ベストな質で眠れるってわけではないんですが、ずっと質が悪いということはありえます。
睡眠の質が悪い原因としては
- 運動不足
- 心配事
- 寝る前のスマホ、パソコン、テレビなどの電子機器
- 寝室の環境
など本当に色々あります。
ただ今すぐ改善できることとして「寝る前にスマホを触るのはやめる」ということができますよね。
スマホから出ているブルーライトの影響で交感神経が刺激されて睡眠の質が下がるので、寝る前遅くても30分前からスマホを触るのやめてみましょう。
でもあと30分暇やんって思った人は30分を利用してストレッチをしたり瞑想すると更に睡眠の質が上がってぐっすり眠ることができますよ。
生活リズムの乱れを作らないためにも毎日同じ時間に寝起きするようにしてみてください。
休日も同じ時間に起きるようにすることで身体がその睡眠時間で慣れるので眠いということも激減します。
生活習慣の乱れ
生活習慣が乱れると身体も乱れます。
睡眠時間が毎日全然違ったり寝るタイミングが違ったり起床時間も違うとうまく睡眠のホルモンが働かないので、質の悪い睡眠になってしまうんですね。
更に食事も3食の日だったり5食の日があったから次の日は1食だけとかだといつ消化吸収したらいいのかわからなくなって混乱してしまいます。
夜更かしは良くないとかいいますが、一番良くないのは毎日バラバラの生活を送ることです。
生活習慣が思いっきり乱れている人が次の日から規則正しい生活になるのは無理があるので、少しずつ正していきましょう。
最初はかならず毎日7時に朝食をとるとか決めて習慣化していくといいですね。
テストステロンの減少
テストステロンは男性ホルモンの一種です。
男性ホルモンだからって女性に関係ないわけではないですよ?
実は男女関係なくストレスや睡眠不足などでテストステロンが減少してしまうとやる気や集中力の低下が起きてしまいます。
日中なぜかだるいと感じる原因はテストステロンが不足しているからかもしれません。
テストステロンの減少を防ぐには黒にんにくが効果的。
黒にんにくに含まれているアリシンがコルチゾールを抑えてくれてテストステロンの減少につながるんですよ。
水分不足
体内の水分が足りていなくてだるいという人も多いでしょう。
水分は2%不足するだけで初期脱水です。
喉乾いたと思ってから飲むのでは遅いと言われているのはそれ以上になると危険になってくるというのもありますが、からだだるくなったり眠気が出てきてパフォーマンスを落とさないためにも大切な基準になってきます。
僕の場合午前中に1ℓほどの水を飲んで午後からも1ℓほど飲むと決めています。
お茶とかも飲むので飲み物だけで3ℓ以上はありますかね。
あまり水飲んでないなと思った人はしっかり水分補給していきましょう。
スマホ依存
多くの人は気づいていても無視していますが最近ではスマホもだるさや眠気の原因の多くを占めているんじゃないでしょうか?
スマホってゲームとかSNSを簡単に使えるのでつい時間が過ぎるんですよね。
寝る前のスマホはダメだって話はしましたが仕事とか勉強の邪魔にもなってることが多いです。
結果残業とかなかなか勉強が終わらず睡眠不足ということにもなりかねません。
またゲームとかSNSを頻繁に使ってるとやってないときでも気になります。
気になってる状態のはすごく疲れるんですよ。
無駄に気疲れを起こしてストレスになり慢性疲労化してしまうこともあるので気を付けましょう。
僕も以前はスマホに10個以上のゲームが入ってましたが思い切って1つ消すたびに肩の荷が下りて軽くなった感覚がありましたね。
腸内環境が悪い
ここ最近僕の中で興味が増しまくっているのが腸内環境。
腸内細菌は身体のすべてを司っているんじゃないかと思うぐらい重要で免疫力や便通だけでなく、セロトニンやドーパミン、BDNFにまで関係しているんですよ。
BDNFについては「頭が良くなるタンパク質BDNFを増やすには?」を参考にしてほしいんですが、腸内環境が悪くなることでセロトニンやドーパミンが減少するとやる気や集中力は低下してしまいなんかいつもだるいという状態になりがちです。
”脳はバカ、腸はかしこい”なんて本まであるぐらいです。
腸内って見えないので見過ごされがちですが「最近調子悪いな」と感じているときは腸内環境悪化している可能性が高いそうなので腸内環境整えていきましょう。
⇒腸内環境を改善すれば集中力がアップする!?理由と9つの方法
貧血
貧血も身体のだるさにつながります。
鉄分が不足すると血液中のヘモグロビンが減ってしまい脳にうまく酸素を運べなくなります。
貧血って女性が多いですが男性でも起こるものなので鉄分不足には気を付けましょう。
特に大豆食品とかナッツ類を多く食べる人は貧血になりやすいです。
更年期障害
身体がだるいのとか疲労感が続いてるなーというあなたは更年期障害の可能性があります。
最近では若年性更年期障害と言うのもあるのでまだ若いからと言って油断できないんですよね。汗
しかも男性更年期障害と言うのもあります。
これは増えてるわけではなく以前は男性に更年期障害はないと考えられてただけなのでそういうのがあるんだよと知ってるだけでも対策は全然違ってきますよね。
更年期障害は対策をしっかりとることでダメージを和らげたりほとんどないぐらいにまで減らせます。
語弊を恐れずものすごく簡単に言ってしまうとエストロゲンやテストステロンの分泌量を増やしていければいいんですね。
身体がだるいとき対策に使えるアイテム

だるさと言っても何が原因で身体がだるくなったり眠くなってるかによって使えるものは変わってきます。
ここでは多くの人が意識できてるかできてないかは別としてかなり悩まされているストレス対策としてアイテムを紹介しますね。
疲労や気分の落ちこみ、ストレスを感じている場合に使えるのが”ロディオラ”というサプリメントです。
ロディオラを1日に300mgほど摂取するといいようですね。
現在はストレスによる慢性疲労が多くなってるのでかなり効果的に使えるでしょう。
他にはアシュワガンダと言ったサプリも
- ストレスを44%減少
- 不安を30%減少
というようなかなり大きな効果を出してくれるものがあるので試してみるのもいいんじゃないでしょうか。
まとめ:身体がだるいし眠いって時は早めから対策しよう!

身体がだるかったり眠気がとれない原因はたいてい自分にあります。
なので何か原因はないかな?と探してみましょう。
探し始めたら思った以上にたくさん見つかって驚きかもしれませんよ。笑
身体がだるいなと気づいてすぐに対策をすれば、改善も早いので日々体の変化に気をつけていくといいですね。