生産性を高める方法

”締め切り効果”を利用することで劇的に集中力を上げる!メリット5つとデメリット3つを解説

以前パーキンソンの法則について書きました。

締め切り(期限)がないと人間は楽したがるので何も終わらないよーってやつですね。

普段の仕事や学校の宿題で締切ギリギリになったらめちゃくちゃ集中していっきに仕上げることって結構ありますよね?

特に夏休み終わりの宿題とかはよくあると思います。

僕は諦めて提出しなかったですけど。

締め切り(提出)直前の「やば!時間ない!」って思ってからの集中力って本当にすごいですよね。

いつもできたらなんでもできるようになる気がするってレベルです。

実はこれ”締め切り効果”とか言われていたりするんですね。

やり方さえわかればある程度自分で集中力を高めることができる方法です。

締切って本当に焦りますよね。

その時間までには絶対に終わらせておかないといけない。

焦ります。

絶対に終わらせないと!って思った瞬間普段は絶対に出ないような集中力がどこからともなく出てきます。

この締切ギリギリになったら集中できることを締切効果ということが多いですが実は自分である程度コントロールできるんですね。

自分で締切を決めるだけでもかなりの効果があります。

この記事では締め切り効果のメリットとデメリットについて書いていきたいと思います。

締め切り効果で得られるメリット

集中できる

掃除など普通だったらいつやっても、どれだけの時間やってても問題ないものはいつまでにやるか?と締切を決めない限りずっとやらないか、やり始めたらいつまでもやってしまうという状態になってしまいますよね。汗

だらだらと掃除しても無駄に時間がかかるだけです。

なので10分で一部屋綺麗にするなど決めてみましょう。

それだけで効率が全然違ってきます。

10分しか掃除の時間がないとなるとどこを掃除して、必要のないものは捨てるとかの判断を脳が高速で始めます。

と同時に体もきびきび動き出して今までのダラダラと掃除しながらちょいちょい漫画読んでたりと無駄ばかりだったのがなくなっていくんですね。

勉強でも同じです。

普段何時までに終わらせるか決めていないものにはすべてこの科目は何ページまであと1時間で終わらせる!と決めて勉強を始めましょう。

そのためにはまず自分がどれくらいのペースで勉強しているのか?を知ることが大切です。

自分が1時間で何ページできるかをストップウォッチなどで計って自分の勉強のペースを知っておくと良いですね。

自分ができるペースがわかっていれば昨日は1時間でこれだけできたから今日は少し多くしてみようかな、とハードルを少しずつ上げていくことで質もどんどん上がってきます。

焦らなくていい

締切がめちゃくちゃ先になってて「当分やらなくていいかと思っている」作業には自分でもっと早い時期に締切を設定してみましょう。

期限が遠すぎると忘れてていつの間にか期限ぎりぎりだったり、下手したら期限をすぎていたりします。

そうならないように早めに締切を作って終わらせとくんです。

期限を自分で決めて早めに終わらせておくことで提出期限が過ぎるのを防ぐだけじゃなく、期限の前に見直すこともできて明らかにおかしい部分とか修正を加える時間ができるんですね。

”終わらない作業”を減らすことができる

期限ぎりぎりに集中力がめちゃくちゃ増えることを締切効果って言っていますが、自分で締切を作ってもその期限までに終わらないときもあります。

でも終わらなかって言ってもまだ本当の締切じゃないですよね?

締切が2回あることで2回締切効果が使えます。

2回本気だせるんですね。

もし1回目の締切を作っていなかったらまだなにも作業を始めていなかったかもしれないのです。

早く終わらせられる

締切を早くに設定することで予定を早めに終わらせることができます。

焦って作業してもなにもいいことはないです。

「俺はぎりぎりになったらめっちゃ集中できるんだ!」って人ももっと早くから始めたら焦らなくていいしもっとしっかりと考えて作業を進められるんですよ。

あえて締切ぎりぎりまで粘って作業をしている人は本当にもったいないことをしていると思います。

自分から作業の質を落としているんですから。

早く終わらせて見直す時間もあれば、間違いを修正できたりもっといい案が出てきたりして周りからの評価はどんどん上がっていきます。

目標を達成しやすくなる

締切効果を上手く使っていくことで自分の目標へ向かっていくスピードは劇的に上がります。

もう今までとは圧倒的にこなせる作業量が変わってくるんですね。

たとえば1か月後に30万必要っていうのと、いつか30万欲しいっていうのでは緊急度が全然違いますよね。

1か月後までに30万増やすのは結構大変なことです。

でも本当に本気出したらいけますよね?

並大抵ではなく本当に”死ぬ気”だしたら不可能っていうレベルではないわけです。

今の稼ぎで足りていないなら夜勤で仕事を増やせるし、すきま時間に記事作成などの仕事もすればなんとか増やせます。

これが締切効果のすごいところです。

期限が近くなったら何が何でも、周りからの目とか気にならなくなってきます。

逆にいつか30万欲しいと思ったら別にすぐになくていいので頑張りませんよね。

普通に給料入って遊びに使ったりすると思います。

期限がないと人間はだらけるので目標が達成できなくなっちゃいます。

本当にもったいないことですよね。

実際に自分で何かを始めようと思ってもとりあえず参考になりそうな本を買って読んだ、で終わることが多いです。

でも3か月で~を達成するっていう目標と期限を決めたときは決めてないときに比べて圧倒的に成功率が上がりますし、追い込み具合も違います。

締め切り効果のデメリット

先延ばし癖がつくかも

締め切りがあるということは間に合えさえすれば今やらなくてもいいということです。

確かにものすごく集中できると思いますが。先延ばし癖が付いてしまったらダメですよね。汗

締め切りを作ることで常に締め切りに追われて心に余裕がなくなる可能性もあります。

そうならないために締切ギリギリに始めるのではなく計画的に締め切りに間に合うようにしていきましょう。

朝活は寝坊した時点で時間がない

朝活をしているもしくはしたいという人も多いと思います。

この朝活はその後に学校や仕事が入ってくるのでその時間に合わせてしかできないから締め切り効果が発動してめちゃくちゃ集中できるんですね。

ですが朝その分早く起きないといけないので慣れるまでは寝坊することもあります。

寝坊すればその時点で締め切りどころか朝活の時間はなくなってしまいます。

対策としてはやっぱり夜早く寝ることでしょう。

朝早く起きたいのに夜は今までと同じ時間に布団に入るというのはちょっと意味がわからないです。

夜は締め切り効果が発動しにくい

夜は疲れているのでそのまま寝てしまうこともあります。

それだったらまだいいんですが睡眠のことを考えると時間はないはずなのに、めっちゃ時間があると勘違いしてしまってがんがん先延ばししてしまう可能性もあるんですね。

先延ばししまくって結局「うわ、もう3時か!まだ作業なんもしてないけど明日も仕事だし寝よう。」ってなることも。

なので睡眠時間は確実に確保するという前提を作った上で作業の時間を作りましょう。

そうすれば睡眠時間から逆算して何時までに作業を終わらせないといけないかわかるので、締め切り効果を発動できます。

まとめ:締め切り効果を有効利用して作業効率を劇的に上げていこう!

締切効果というのは自分で締切を作って試してみるとわかりますがすごい効果があります。

午前中に普段こなしてた作業量の2倍とか普通にできるんですね。

さらにうまく時間を使うために時間割ややることリストもいっしょに使っていってみましょう。