最近記憶力落ちてきた。
全然覚えられないしすぐ忘れるし歳かー。
とか思ってるかもしれません。
しかしそれは歳をとるにつれて記憶力が下がっているのではなく、脳のワーキングメモリーという部分を浪費してしまっているからかもしれませんよ。
この記事でははワーキングメモリーの浪費を防ぐ方法について書いていきたいと思います。
目次
ワーキングメモリーはPCのCPUと同じと考える
パソコンを使っているとき同時に色々なことをやればやるほど動きが悪くなっていきますよね。
これと同じことが脳内のワーキングメモリーでも行われているんですよ。
前頭葉が短期的に覚えていられる量には限りがあるのでいらないことに使っていると本来使いたいことに全然使えなくなってしまうんですが、パソコンやスマホのタブだと「うわ、開きすぎ!見てないやつは消そう。」とか思えますが脳内は全く見えないし自分ではわざわざ覚えているという感覚もないので処理するのがとても難しいんです。
僕の場合は無駄遣いをしているからなのかそもそもワーキングメモリーの容量が少ないのかわからないが物忘れが激しいかったですね。
コップを取りに自室からリビングに行ったのに親と少し喋ったらもうコップのことを忘れてしまうこともしばしばありました。
今もありますが。汗
しかしワーキングメモリーの浪費を意識し始めてからはかなり物忘れとかマシになったように思います。
ワーキングメモリーで覚えておけるのは3つ!?
ここでは3つぐらいのことしか覚えておくことができないと言われています。
3つということは「掃除しないと・スマホの通知さっききてたな」と覚えておくだけですでに2つ占領されているので常に残り1つしか覚えられない状態になってしまいますよね。
本当に3つしか覚えられないかはわかりませんがそれぐらい少ないもので、しかも短時間しか覚えておけないよということです。
たった3つの容量をしっかり使いこなすためにはワーキングメモリーの無駄遣いを減らしていくしかないんですね。
子どもの頃は記憶力が良かった理由
記憶力がどの程度だったかは人によって違いますが、たいていの場子どもの頃の方が記憶力良かったなと思うんじゃないでしょうか。
その理由は「子どもの頃はワーキングメモリーを浪費していなかった。」からです。
子どものときって大人になってからよりも覚えておくべきこと少なかったですよね。
今25歳の僕と同じぐらいの世代の人は18歳ぐらいにiphoneが登場するまでガラケーでして、その頃は今よりはるか情報量が少なかったと思います。
それに仕事を始めるとやはり情報量が子どもの頃と比べると圧倒的に増えるので、うまく管理できなくなると頭がパンクして「物忘れが激しい人」になってしまうんですよね。汗
ではどうすればワーキングメモリーの無駄遣いを減らすことができるんでしょうか?
⇒本番に強くなる!当日に5%成績を向上させる超簡単な方法!ワーキングメモリーをフル活用せよ
ワーキングメモリーの無駄遣いを減らすには?
マルチタスクをやめる
マルチタスクは一つのことを行っているとき脳内では常にもう片方の作業のことが残っていて無駄に使われている状態になります。
そうすると今やってる作業に対して使えるワーキングメモリーも減ってしまって作業効率や集中力は下がるし同じ時間作業しただけでも疲れが半端ないことになるんですね。
僕が思うに1日中仕事や勉強をした後まだ元気で遊びに出かける人ともう疲れ切って家に帰って寝るしかできない人の差はワーキングメモリーの使い方にも関係があるんじゃないかと思ってます。
マルチタスク本当に疲れますからね。汗
⇒マルチタスクを管理して徹底的に作業効率をアップさせる10の方法
あらゆることを紙に書き出す
脳内で覚えておかないといけないことを減らすためにアイデアややること、やらないこととかとにかく浮かんできたもの全部紙に書き出して置きましょう。
本当に些細なことでも書き出すべきです。
そのために常に周りにメモがあるといいでしょう。
僕もメモを使わないタイミングでもとりあえず机の上にメモとペンだけは置いてますね。
アイデアとかもパッと浮かんだ瞬間に次見たときにわかるようにだけ書き出します。
ときどき適当に書きすぎて何書いてるのかわからないときとかありますけど。笑
心配事や悩みごとも良くない
紙に書き出すときは心配事や悩み事も書き出しましょう。
アイデアとか後でやるべきものよりこっちの方が脳の占領度は強いです。
悩みがあるときってそのことばっかり考えてしまって全然仕事や勉強に手が付かないということありませんでした?
これもある程度紙に書き出すことで解消できるので今解決できない場合は紙に書き出して脳から外に出しておいてください。
部屋の掃除を毎日行う
別に毎日じゃなくてもいいです。笑
部屋が散らかって汚れていなければ。
部屋が汚いとどこに何があるか考えたり、掃除しないとなーという気持ちがあってワーキングメモリーが無駄遣いされてしまいます。
「いやー、今ぐらいの散らかり方だったらいつも通りだし問題ないわー」と思ってもダメです。
視界にものがあるだけでワーキングメモリーは消費されますし、落ちてるものを避けるのにも使われますから。汗
部屋が散らかって汚れていればいるほどものすごくワーキングメモリーを使われているので何もやる気が出ないときはとりあえず部屋の片づけを始めてみましょう。
ついでに作業興奮という「人はちょっと活動したらやる気が出てくる」という方法も取り入れることができるのでオススメですよ。
1日がっつり掃除するのは面倒だと思うので家で仕事や勉強をするとき開始前15分掃除すると決めてみるといいかもしれませんね。
⇒片付けをするだけで集中力はいっきに上がる?断捨離で集中力を手に入れて成功しよう!
スマホ・PCのタブを減らす
最近で多いのはこれだと思います。
後で読もうと思ってめっちゃタブを開きっぱなしにしている場合はそれら全部が「後でやらないとな」という状態で脳内に残っているのでたぶんそれだけでワーキングメモリーはいっぱいいっぱいなんじゃないでしょうか。
と言ってる今「自分のスマホは何個タブ開いてるんだろ?」と思ったので見てみると115個でした。汗
とりあえず10個ぐらい減らしました。
個人的には部屋とタブが大量で全くやる気が起きなくなってることが多いので、パソコンとスマホのタブ全部合わせて10個程度に抑えるといいでしょう。
理想は0です。
あ、ちなみに勉強や仕事をするときにスマホを机の上に置いてるだけで作業効率は激減するので気を付けましょう。
外でパソコンをテザリングして使ってる場合はWiMAXとかに切り替えた方がいいかもしれませんね。汗
スマホ・PCの中を整理する
タブの整理と同じく大切なのがスマホやパソコンの中の整理です。
長らく使っているともう1年以上使ってないフォルダとかありますよね。
そういったものはどんどん消していきましょう。
パソコンやスマホを日常的に使う人にとってこれらの機器は第二の脳です。
ここが散らかっていると脳が散らかっているのと同じでワーキングメモリーの浪費にもつながるのでときどき整理するといいでしょう。
まとめ
ワーキングメモリーは本当にちょっとしたことで浪費されます。
極端に言えば「今日眉毛整えるの忘れた!」だけでもその日1日のパフォーマンスは下がるでしょう。笑
ワーキングメモリーは鍛えることもできると言われていますがまずは浪費を減らしていくといいですね。
鍛えて容量増やしても浪費されてると意味ないですから。汗
最後まで読んでいただきありがとうございました。