腹が減っては戦はできぬ。
そんなことが言われていたのは過去の話。
最近では空腹の方が集中力が高まって仕事や勉強に集中できるんですよ。
そもそも戦じゃないですし。笑
ただアスリートにも1日1食の生活をしている人はたくさんいます。
たぶん1食の量は多いと思うんですけどね。
空腹の時間を延ばすことで集中力が高まるのはグレリンというホルモンが増えるからです。
この記事ではグレリンで集中力が増す理由とグレリンの増やし方について書いていきたいと思います。
目次
グレリンは悪者ではない!
ダイエット界では食欲を増やすから天敵だ!と言われているグレリンは実はそこまで悪者ではないんですよね。
食欲を増すというのは間違いないんですが、グレリンが分泌されることで成長ホルモンの分泌が高まり疲労回復が早くなるし、集中力が高くなるので勉強や仕事にもめちゃくちゃ効果的なんです。
たしかに個人的な経験からしてもちょっと忙しくて昼食抜きになったときとかは午後半端ない集中力を発揮できたりします。
この感覚を知ってからは1日の食事が1,5食まで減ったりもしてますからねー。
朝抜きの昼はプロテインのみにしてからは1日の仕事に対しての集中力が半端ないです。
またグレリンが分泌されることでミトコンドリアの質も維持しやすくなると言われています。
ミトコンドリアは体内でエネルギーを作りだす働きをしているのでこれが減ったり質が悪くなることでエネルギーが作り出せなくなり、ちゃんと睡眠も食事も気遣ってるのにやる気でないしだるいということになりかねないので気を付けましょう。
こうみると意外とグレリンっていいところありますよね。
⇒昼食をプロテインだけにしたら1日の生産性が上がった話。集中力を高めるのに昼飯はいらないかも?
グレリンを増やす方法
空腹の時間を作る
空腹時は集中力が高まります。
その理由はグレリンの分泌量が高まっているからだと言われています。
「お腹減ったら血糖値下がって集中できないんじゃないの?」と思うかもしれませんが、低血糖症の病気じゃない人の場合一定以上に血糖値は落ちないので問題ありません。
しかしこの空腹時にがっつりと食べて血糖値が急激に上がるとその後は下がりすぎて一時的に低血糖になってしまうので気を付けましょう。
空腹の時間を作るのって最初は結構難しいです。
意識してなかったらお腹空いたとき何か食べたり飲んだりしてしまいますからね。
⇒空腹は集中力の味方!?お腹が空いてるときに集中力が劇的に上がる5つの理由
空腹の時間はどれくらいまでがいい?
最大でも24時間程度までにしておきましょう。
これ以上になるとテストステロンの分泌が減り、逆に集中力が下がってしまいます。
お腹も空きすぎて何もできない状態になると思うのでまずは半日を目指すといいんじゃないでしょうか。
睡眠時間を減らす
睡眠時間が減るとグレリンが増えると言われています。
「寝る時間削ったら集中力落ちるんじゃないの?」って思うかもしれないがその通り。
しかし睡眠時間が短い状態が続くと身体も慣れてきてその睡眠時間で疲労がとり切れるように調整し始めるんですね。
「出来る人は超短眠!」の著者の堀大輔さんは睡眠時間45分以下でも元気に過ごせているそうですし、そこまで短眠じゃなくても経営者層を見ると3時間睡眠とかの人はたくさんいます。
と言っても7時間睡眠の人が次の日から3時間睡眠になるのはかなり厳しいものがあるので、睡眠時間を減らすときは次の日に眠気が出ない程度で少しずつ減らしていくのがいいでしょう。
たとえば1か月あたり10分ずつ短くしていくのはどうでしょうか?
これだとあまり負担がかからないし1年後には睡眠時間が2時間短くなっておりその分グレリンの分泌が増えていると思われます。
ちなみに短眠になるとグレリンは14%分泌量が増加すると言われているので食欲を抑えつつ短眠になるとかなり集中力は高くなりますよ。
僕も絶賛短眠修行中ですが睡眠時間が短くなって慣れるまでの1週間のうち3日目あたりですごくだるい日があってその後は前よりも集中力が上がっていく感覚があります。
なんせ短眠で得た時間以上に1日にこなせることの量増えてますからね。
ストレスをかける
過度のストレスは身体にも精神的にも良くないですが、程よいストレスはグレリンの分泌が増え集中力を高めることができます。
ストレスというと不健康なイメージしかないですが、アスリートが本番ですごくいいパフォーマンスを出すのもそのときにいい感じにストレスがかかっていることでパフォーマンスが上がっているからなんですよ。
このときもアドレナリンとかだけでなくおそらくグレリンの分泌は上がっているでしょう。
プレッシャーといえばかなりポジティブなイメージになるかもしれないですね。
ただし最初にも少し言ってるように過度のストレスは良くないので程よいストレスを常に自分にかけられるような状態を作っていくといいですよ。
仕事や勉強で常に適度なストレスを作り出すのは難しいですが、たとえば勉強だと塾や自習室に通うとかで家で勉強するよりいい感じにストレスをかけられるし、面白いことを試したいなら先生に頼んで職員室で勉強するのもありかもしれないですね。笑
そもそも許可が出るかはわからないですが職員室で勉強とかできれば常に先生の目があるのでサボるなんて不可能でしょう。
仕事の場合は常に締め切りを意識できるようにしておくだけでも何も考えず仕事するよりいい感じのストレスをかけることができあますよ。
グレリンは食欲が増すので注意も必要
少しだけ触れましたがグレリンが食欲を増すのは間違いありません。
世の中ではたいてい「食欲促進ホルモン」って言われているぐらいですからね。
なのでここで食欲に負けて食べ過ぎると太って集中力低下の原因になりますし、がっつり食べれば眠気で集中どころか睡魔に負けてしまうでしょう。
食欲に負けない一番簡単な方法は食べ物がない環境に身を置くことです。
僕の場合多少お金と移動に時間がかかってもカフェ巡りしながら仕事や勉強をしてます。
カフェって食べ物あるんですけど僕の場合カフェでは食べないんですよ。
「ここで食べれるの家で簡単に作れるじゃん。」って思ってしまうんですよね。笑
カフェに行くと食べてしまう人の場合は近所の図書館とか自習室を借りるのがいいと思いますね。
自習室は大阪だと1万ちょっとあればたいてい借りられるので無駄に食べて集中できないようになった状態で誘惑一杯の家で勉強するより断然効率的ですね。
自分でできそうな対策をしていってください。
⇒ダイエットすると集中力が高まる5つの理由。太ってるのってやる気もなくなるの知ってた?
まとめ:グレリンを意識的に増やして劇的に集中力を高めよう!
グレリンは目に見えないので分泌される行動を維持するのが難しいです。
しかしカフェではコーヒーしか飲まないと決めておけば意外と問題ないですね。
グレリンを増やす方法を紹介したのでうまく工夫してその状態が維持できるようにしていきましょう。