全然勉強に集中できない。
でもいちいち家から出てカフェとかで勉強するのも面倒だしな。
という人にはリビングで勉強するのをオススメします。
リビングって思った以上に勉強に適した場所なんですよ。
東大生の83%はリビングで勉強していたというぐらいうまくリビングを使えれば勉強にはうってつけの場所なんですね。
僕自身学生の頃は勉強をリビングで行なっていたので、実際にやった上でのメリットとデメリットを知っています。(東大出身ではないです。)
この記事ではリビングで勉強することのメリットとデメリットについてまとめています。
目次
リビングで勉強するメリット
監視される
勉強に集中するには環境がとても大切です。
人の目がある方が集中できるというのは大人でも同じだと思うんですね。
もし仕事を会社じゃなくて家でやってもいいってなるとほとんどの人はかなり集中力が下がってしまうでしょう。
子どもならなおさらですね。
なので勉強はリビングでするようにすることで無意識に家族の目線を気にして集中力が高まります。
資格勉強をするときなどもリビングで勉強するといいでしょう。
程よく雑音がある
リビングには家族の生活音があります。
人間は静かすぎると集中できなくなるんですよ。
なので程よく雑音のあるリビングは集中しすい環境なんですね。
ただしテレビは別です。
テレビが付いてると集中どころかテレビ見てしまって全然勉強に集中できないってことはありがちですからね。
子どもにリビングで勉強してもらうなら勉強中はテレビを付けないように家族も協力しましょう。
勉強させておいて自分だけテレビみてるとか鬼です。
集中力を鍛えることができる
家庭にやってはリビングで勉強してるときも容赦なくテレビを観てると思います。
「テレビ気になって集中できない!」って自室にこもると誘惑だらけなので結局勉強しないでしょう。
ここは思考の転換です。
「テレビの内容を完全に無視できるレベルの集中力をつける」ことを目標にするんですね。
僕の家も僕がリビングで勉強していようがおかまいなしだったので、バラエティやドラマ、映画を見たい欲求を抑えつつ勉強してました。
結果として大人になった今は周りの音によって集中が乱れることはほぼなくなりましたね。
コップ割れたとかの突発的な音には反応してしまいますが。
これぐらいの集中力をつけることができれば、集中力がなくて仕事や勉強が進まないということはほとんどなくなります。
誘惑が減る
リビングはテレビを除けば比較的誘惑が少ないです。
自分の部屋は多くの場合遊び道具がたくさんあると思うんですね。
ゲームとか漫画とか雑誌とかいろいろ。
スマホもリビングだと見られてるので頻繁には見づらいですし。
スマホをつい見てしまう人は勉強が終わるまで家族にスマホを預かっといてもらうといいでしょう。
親が安心する
勉強しろって言われるか言われないかの境目だと思います。
親からするとやはり勉強してるかどうかは自分の目で見ないとわからないんですよね。
僕の家の話ですが、僕と弟はおそらくテスト前とか勉強量はそんなに差がなかったと思います。
ですが僕はリビングで勉強することが多くて、弟は自分の部屋で勉強してたんですね。
結果弟は「勉強しろよー。」と言われることがあったんですが、僕は一度も勉強しろと言われたことはありません。
もちろん戦略の一部なので大成功ですね。
人間強制されるとやる気がなくなるので、「勉強しろ」と言われたら勉強したくなくなります。
まだ小学生の子どもがいるなら「勉強はリビングでする」と習慣付けていくのもいいでしょう。
コミュニケーションをとれる
家族が仲良く入れるかどうかはコミュニケーションの量が大切です。
とくに小学生ぐらいの時しっかりコミュニケーションを取れていると中学生以降で反抗期とか入りにくい印象がありますね。
そのためにリビングでの学習を取り入れると子どもから話しかけてくれたりするし、勉強を教えることもできますよね。
勉強を教えることは親の頭の体操にもなるので一石二鳥ですね!
ただ無理に教えようとしなくても子どもが質問してきたら答えるだけでOKです。
疲れていてもなんとか勉強できる
学校や会社から帰宅すると一日の疲れがドッとでてきますよね。
少しでも勉強しようって気はあっても夕食とお風呂をすませて自分の部屋に入ると完全に休息モードになります。
ですがリビングなら上記の通り家族の目がありますからなんとか頑張ることができます。
と言っても効率は良くないので、早寝早起きして朝に学習時間をもっていった方が効率いいですね。
東大生はリビングで勉強してた人が多い
東大生の83%はリビングで受験勉強をしていたと言われるぐらいにリビングでの勉強はメリットが多いです。
勉強できる人があえてリビングで勉強をするということはそれなりにメリットがあるからなんですよね。
合う合わないがわかるのは最低でも1ヶ月ほどかかるかなと思うので続けてみてあまりに合わないようなら場所を変えるといいでしょう。
リビングで勉強するデメリット
リビングで勉強をするのにはデメリットもあります。
ただし基本的に対策可能なことばかりなのでデメリットを知った上で対策していきましょう。
ではリビングで勉強するデメリットをみていきましょう。
家族がテレビを見づらい
リビングで勉強をしてる人がいると家族は気をつかってしまいがちです。
テレビとからやっぱりみにくくなるんですよね。
たしかに小さい子どもに勉強してもらうときはテレビつけない方がいいでしょう。
子どもはまだ勉強に対しての集中力がないので、テレビをつけていれば集中できなくなったしまいます。
ですが中学生以降なら「映画を爆音でみる」とかでなければ問題ないと思います。
小学生の頃より自制心が鍛えられていますし、あえてテレビつけっぱなしのところで勉強することで集中力を鍛えることができます。
家族に話しかけられる
多くの家族はリビングで勉強してるという状況には無関心です。
なのでこちらががっつり勉強していようが関係なくガンガン話しかけてくることはありますね。
今日の夕飯の話とかテレビの話とか職場であった出来事とか。
普段なら気にしないことですが、「なんで今そんな話で話しかけてくるねん!」って思っちゃうこともしばしば。
勉強中は話しかけないルールをお互いで確認しておきましょう。
どうしても勉強中なのを理解してくれないという場合は別の勉強場所を探しましょう。

リビングの机が汚れる
リビングで勉強すると消しゴムのカスが散らかります。
これは掃除すればいいので大したことないんですか、机に蛍光ペンやマジックがついたゃうときあるんですよね。
リビングのテーブルに高価なものを使ってる場合は気になるでしょう。
ただリビングなんか家族みんなで使うので汚れるのは仕方ないかなと思います。
勉強道具を片付けてくれない
面倒なのは勉強用具を片付けてくれなくなることです。
「毎日ここで宿題やるからいいやん。」ってなるんですけど、めちゃくちゃ邪魔なんですよね。
対策としてはリビングにスペースが余ってる場合は勉強机をリビングに置くといいでしょう。
机1個分のスペースがない場合は、本棚だけでも買ってそこに勉強用具全部片付けるようにすれば多少片付きます。
集中できない人もいる
周りに人がいると集中しにくい人もいます。
内向的な性格の人は一人で静かなところにいると集中力を発揮できるので、正確に合わせて勉強場所を選びましょう。
もしリビングで勉強してる様子をみて落ち着かないようならリビング内で勉強する場所を変えるか部屋で勉強するのもありですね。
僕はリビングで勉強や仕事をしますが、後ろから視線があると集中力がなくなります。
なので後ろに壁がある場所で作業するようにしてますね。
子どもを怒ってしまいがち
子どもが勉強してるときっていろいろ気になると思うんですね。
- なかなか勉強を始めない
- 勉強中の姿勢が悪い
- 字が下手
などなど。
でもここで怒ってしまうと子どもは一気にやる気かなくなるので気をつけましょう。
姿勢が悪いなら怒るのではなく、提案しましょう。
照明が必要
リビングの照明の角度によってかなり勉強しづらいです。
またリビングの照明だと勉強に集中する明るさに足りていない場合があるんですね。
勉強用にスタンドライト使いましょう。
かなり集中力に差が出てくるので、照明を変えるのはとても大切です。
椅子や机の高さが合っていない
自室の机や椅子と違ってリビングのテーブルでは高さ調整が難しいです。
すでに机があるでしょうし買い換えるわけにもいきませんよね。
机と椅子の高さがあっていないと集中力が激減しますし、姿勢も悪くなりがちです。
座布団を使ったりして高さはしっかり調整しましょう。
リビングの勉強環境は常に改善していこう
リビングで効率よく勉強をするには常に改善が必要です。
リビング学習のデメリット部分を放置しているとなかなか勉強できる環境が整わないので、家族の協力の元でしっかり整えていきましょう。
たくさん勉強するにあたってデメリットがあった場合も一つ一つ減らしていけば快適な環境で勉強できるようになりますよ。
ちなみに集中力を高めることができるグッズもあるので使ってみるといいですね。

まとめ:リビングで勉強するメリットとデメリットを知ってうまく使い分けっていこう!
やはり勉強ができる人は比較的リビングで勉強している傾向があります。
今日始めてもコツを掴むまではやりにくいかもしれませんが、慣れればすごくはかどるのでリビングでの勉強始めてみましょう。
最終的にかなりの集中力と勉強量を手に入れることができますよ。