どうにかして集中力上がらないかな?
効率的に作業を進めるために作るtodoリスト。
うまく使いこなせてるでしょうか?
一応毎日作ってるけどどうも本当にやるべきことは気持ちが重くなってしまって簡単な雑用ばかり優先してしまうということありませんか?
こういう状態に陥ってるあなたにオススメなtodoリストの作り方が「アイビー・リー・メソッド」という方法です。
アイビーリーメソッドをマスターすれば集中力が劇的に上がり、時間管理を意識するまでもなくどんどん勉強や仕事を進められるようになりますよ。
この記事では圧倒的な集中力を得つつ1日が終わっても疲れがかなりマシなtodoリスト・「アイビー・リー・メソッド」について書いていきたいと思います。
- アイビーリーメソッドとは?
- アイビーリーメソッドを使ったtodoリストの作り方
- アイビーリーメソッドの効果
- さらに集中力を高める方法
目次
アイビー・リー・メソッドとは?
この方法はちょうど100年ほど前の1918年に経営コンサルタントであるアイビー・リーがチャールズ・シュワッブに伝えたということで有名な方法です。
実践してみるとわかりますが、100年たった今でも普通にtodoリストを書いているよりは圧倒的に効果がある方法ですね。
アイビー・リーのtodoリスト作り方
アイビー・リー・メソッドを使ったtodoリストの作り方はとても簡単です。
- 前日の夜かその日の朝にTodoリストを作る
- 優先順位をつける
- 優先順位の高い順に6つだけ書き出す
作り方はたったこれだけ。
朝の意志力の消費を少しでも抑えるために前日の夜にTodoリストを作ると良いでしょう。
アイビー・リー・メソッドを使う上でのルール
必ず優先順位の1番高いものから”順番に”行う。
今行ってるものが終わるまでは絶対に他のことには手を付けないというのがアイビー・リー・メソッドの一番重要な部分です。
これを行わなければアイビー・リー・メソッドではありません。
たとえば1番目のことをやってる途中に2番目のことやtodoリストに書かれていないことは絶対に行わないんですね。
優先順位1番から順にその日の作業時間が終わるまで作業していくだけです。
もし途中でタイムオーバーになった場合はそのtodoリストは破棄しましょう。
次の日のtodoリストを改めて作成するんですね。
終わらなくても問題なし
「たった6つのtodoすら終わらないなんてダメなやつだ。」なんて思わず忘れましょう。
むしろ「今日一番やるべきことを終わらせた」と自信をもっていいぐらいです。
たいていの人はとりあえず1日でできればいいなというtodoを書き出して結果ほとんど終えられないか別に今日やらなくてもよかったことばかり終わらせて、「うわ、全然終わってない!ダメなやつだな。」というネガティブな思考を積み重ねてしまってどんどん自信を失ってしまいます。
しかしアイビー・リー・メソッドではその日一番やるべきことを終わらせているのだから自信をもっていいと言ってるんですね。
todoが全て終わらなくても自分を責めないというのはかなり大切だと思います。
昨日の残りからではなくその日にやるべき優先順位で書き出す
前日のやるべきことが終わらないと次の日のtodoに前日の続きから書き出してる人多いと思います。
しかしそれは本当に今日やるべき優先順位になってるでしょうか?
締め切りがせまってて昨日優先順位5番だったものが今日は1番ならそれで問題ないですが、本当は別にもっと優先順位が高いものがあるならそちらを1番として書き直しましょう。
アイデアとかは書き出して置いとく
仕事や勉強をしていると割と頻繁にアイデアが出てきたり、用を思い出したりすると思います。
そういう場合はメモに自分がわかるようにさっと書き出して今の作業に戻るようにしてください。
アイデアは特にすぐ書き出すことが大切です。
後で書き出せばいいと思っても絶対にそのアイデアは思い出せないと言っても過言ではないぐらいその時しか出てきてくれません。
わずか5分前でも全然思い出せないこともあるので、手に届く範囲に常にメモできるものを置いとくのがいいですね。
僕の場合作業中近くにスマホがあると集中力が激減されると言われてるので、メモできる紙とペンを置いてます。
お風呂でゆっくりしてるときに急にアイデアが出てくることも多いのでスマホを持って入ってますね。
アイビー・リー・メソッドが効果的な理由
選択肢が減ることで疲れから解放される
人は思ってる以上に選択で疲れています。
これ無意識だから厄介なんですよね。
たとえばハサミが2つ置いてあってどっちを使うか?と悩んだだけでも消費されていきます。
どんな人でも「何を一番最初にするか?」と考えた瞬間かなりの体力を持っていかれるんですが、アイビー・リー・メソッドでは今やることを一つ決めてしかもそれを行ってる間は他のことは絶対にやらないと決めているため破らない限りそれ以外の選択肢はなくなり、疲れにくくなるという方法なんですね。
集中力も高まるので疲れるはずなんですが実際疲れはかなり軽減されます。
圧倒的な集中で疲れる以上にマルチタスクを防ぐことで体力が消耗されなくなるので疲れにくいんですよ。

ツァイガルニク効果を激減
人間はまだ完了していない作業がものすごく気になってしまうようにできています。
「いや、他のことなんて全然気にしてないよ?」という人でも脳が無意識下で気にしているのでどんどん疲れてしまう。
しかし「今は絶対にこれしかやらない。他のことは後でやる。」と決めて目に見えるように書き出すことでツァイガルニク効果が発動しにくくなるんですよ。
これでも気になる人は気になるけどアイビー・リー・メソッドを使っていないときに比べるとかなりマシですね。
ポモドーロテクニックと一緒に使えば相乗効果!
ポモドーロテクニックは1回の作業時間を25分に区切ることで集中力を1日中維持し続ける方法です。
休憩中は運動か瞑想をして過ごすといいですね。
アイビー・リー・メソッドとポモドーロテクニックを同時に使うことで時間を区切って集中力を高めつつやることも絞って集中力を高められるのでかなりの相乗効果を得られるでしょう。
疲れる前に休憩を入れるので更に疲れにくくもなりますし。
ただポモドーロテクニックのみの場合は90分に1度ほどタスクの内容を変えた方がいいよって言われてるんですけど、アイビー・リー・メソッドと組み合わせるときは変えない方が効率いいですね。
というか作業終わってないのに変えたらアイビー・リー・メソッドできてないです。
休憩を運動か瞑想に限定する理由
人は今やってることから離れてる間にも頭の中ではさっきやってたことについて無意識で考えています。
そのため休憩が終わった後作業に戻った時詰まってた部分がさらっと進んだりするんですね。
ここで片付けとか読書、ゲームを挟んでしまうと思考がそっちにもっていかれるため休憩時間の有効活用ができなくなるだけでなく、もう一度前の作業に集中するための時間が余分にかかってしまうんですよ。
なので休憩中は運動か瞑想と決めておきましょう。
経験的に思考が飛ぶだけでなく時間も守りにくいのでゲームは特に良くないですね。
再起のスマホアプリは1回5分ぐらいで出来るし中断もできるので休憩中にもってこいですが、集中力を手に入れたいなら全部の作業が終わるまではやらない方がいいでしょう。
まとめ:アイビー・リー・メソッドは集中力を高め疲れを激減させる理想の方法!
アイビー・リー・メソッドは使うのに慣れれば慣れるほど集中力が高まり疲れにくくなっていきます。
やっぱり最初は優先順位付けても他の事気になりますが、使ってるうちに慣れてくるんですね。
1か月ほど使ってると先月とはかなり効率が違ってきてるのがわかると思います。
なので1か月普通に作業してその後1か月アイビー・リー・メソッドを使って作業したときの作業量と時間を記録してみるのもいいでしょう。