仕事とか勉強してるときってぼーっとしてるときに比べるとお腹すきますよね。
それも当然のことでずっとデスクワークをしていても頭を働かせているだけで結構なエネルギーを使ってます。
ですがここで食べたいものを好きなだけ食べていると太ったり、眠気や疲れの原因になってしまって生産性を落としてしまうんですよ。
できる限り作業効率を保ったままおやつ食べたいですよね。
この記事ではは集中力を下げないためのおやつについて書いていきたいと思います。
目次
お腹が空いた時は低GI値の食べ物のみ食べる
少食の方が集中力を高めることができるし維持しやすいという記事を以前書いているんですが、それでもお腹が空くことってありますよね。
どうしても何か食べたいと。
夕方あたりの昼食後2,3時間経ったらいつも小腹が空いてくるという人も多いと思うんですね。
ここで水とかお茶で我慢できるといいんですが、無理なときもあります。
何か食べたい!と思ったときは必ず低GI値のものを食べるようにしましょう。
高GI値のものを食べてしまうと血糖値が急激に上がり、その後急下降するときに集中力が激減するだけでなく身体のだるさや眠気も起きてしまい使い物にならなくなってしまいます。
休日で好きなだけ昼寝できるようなら問題ありませんが、1日の仕事時間のうち1時間眠気と闘ってるだけで終わるとか無駄でしかないですよね。
なので勉強や仕事中には低GI値の食べ物を摂取するように心がけていくといいんですよ。
低GI値でおやつにしても大丈夫なものとその後にできる限り避けておきたい高GI値のものを紹介したいと思います。
勉強(仕事)中にオススメのおやつ
アーモンド
代表的な低GI食品ですね。
塩分の摂りすぎにならないように無塩がいいでしょう。
最初は少し物足りないかもしれないが慣れてくると塩ありより無塩の方がおいしいと感じるようになってくるんです。
アーモンドは低GIなだけでなく良質な脂質も含まれているため普段ジャンクなもので質の悪い脂質ばかり取っている人には栄養源としてもちょうどいいですね。
アーモンドが苦手な人は他のナッツ類でもOKです。
クルミ
クルミに含まれている脂質はオメガ3脂肪酸の一種であるαリノレン酸が豊富です。
脂質の中でも良いやつでして、不足していると脳の機能が低下すると言われているんですね。
逆にしっかりとオメガ3を摂っていることで本来の脳機能をフル活用することができます。
脳内でαリノレン酸→EPA→DHAと変わっていって神経伝達を促してくれるんです。
脳の働きが良くなるので記憶力・集中力を高い状態で維持する手助けになってくれます。
アーモンドに飽きたとか嫌いって人はクルミを食べてみましょう。
カカオ70%以上のチョコレート
カカオの含有量が70%以下のチョコレートは砂糖が多すぎでGI値が高くなってしまうんですよ。
甘いチョコレートは食後高血糖になり眠気やだるさに襲われるので気を付けましょう。
脳の疲れを取るために食べたはずのチョコレートで逆に疲れるとか嫌ですもんね。汗
食後高血糖を回避するためにチョコを食べ続ければブクブク太ってしまいます。
甘いチョコレート食べるぐらいなら空腹我慢しながら作業した方がいいですね。
チョコにはストレス解消効果もあるので、カカオ多めのチョコで日中からどんどんストレス解消していきましょう。
⇒集中して勉強するなら高カカオのチョコレート!得られる8つの効果!
ゆでたまご
圧倒的たんぱく源になりますね。
タンパク質とコレステロールが多く炭水化物が少ないので、おやつとしてはもってこいの食べ物です。
タンパク質とコレステロールをしっかり摂取することでテストステロンが高まり、やる気や集中力を高めることができます。
最近ではタンパク質は太らないと言われてるので少し多めに食べてもいいですし、卵のコレステロールも身体に悪くないと言われています。
タンパク質は不足しがちなのでおやつ代わりにゆで卵持って行ってはどうでしょうか?
おからクッキー
食物繊維が豊富なので腹持ちが良くGI値も比較的低めで眠気に襲われることもないでしょう。
ちょっと甘味もあり、おやつを食べた!という感覚を得られるのも大きいですね。
ただしおからに含まれているのは不溶性食物繊維です。
そのため腸内の水分が不足して便秘になってしまう可能性があるので、おからクッキーを毎日のおやつにする場合は水分補給も忘れないようにしましょう。
サラダチキン
ダイエッターの中では定番になった高タンパク低糖質の食べ物ですね。
タンパク質めちゃくちゃ多いし炭水化物は少なく、かなりお腹も膨れるのでオススメです。
昼食にサラダチキンをプラスするだけで夕方にお腹が空かなくなる可能性もあるので、試しに入れてみてはどうでしょうか。
夕方にお腹が空くようならその時間にサラダチキンを食べるといいですね。
ブルーベリー
ブルーベリーに含まれているフラボノイドは脳をフリーラジカル、いわゆる活性酸素の攻撃から守ります。
ブルーベリードリンクを使った研究では高濃度のブルーベリードリンクを飲んだ場合の方が認知テストの成績がよかったと言われています。
他にも結構色々な効果がありまして、アントシアニンは目の疲れを軽減させるのに役立つと言われてますが、目疲れが軽減されると仕事・勉強で一つの場所を見続けるのもかなり楽になると思うんですよ。
目は毎日使うので疲れにくい状態になるのはうれしい限りです。
プロテイン
これはちょっと変化球かもしれません。
筋トレしてる人にはプロテインを間食にしている人もいるんですが、一般の人はこの発想はないでしょう。
ですが実はプロテインってすごいんですよ。
低GIでしかも飲み物なため固形物に比べて消化吸収にかかるエネルギーが圧倒的に少ないため眠気や無駄な疲れに襲われることがありません。
しかも水でシェイクしたらさっと飲んで終わりなのでおかし食べてる間片手ふさがってるということもないんですよ。
プロテインはタンパク質が豊富なので満腹感も得ることができます。
小腹が空きやすい原因はタンパク質不足と言われてるので、気軽にタンパク質を摂取できるプロテインは筋トレしてなくてもぜひ飲んでみてください。
基本的にプロテインを飲むことで太ることはないので安心してください。
それよりもお菓子とかの方が圧倒的に太りやすいですから。汗
食べたら集中力が下がってしまうおやつ
食後に血糖値の乱高下を起こす食べ物は集中力も乱れます。
食後30分〜1時間ほどはいい感じに集中できるかもしれませんが、その後は休憩前よりも集中できなくなってるでしょう。
お菓子全般
基本的にお菓子と言われてるものはNGです。
ポテチ、甘いチョコレート、アメ、ケーキなんかですね。
嗜好品として食べるのはいいですけど集中力回復のためには意味がありません。
ちなみに菓子パンもほぼお菓子なのでアウトですね。
おにぎり
おにぎりも結構定番なんじゃないでしょうか。
夜食でお母さんが出してくれるイメージとかありますね。
でもそんなおにぎりも白米なので血糖値が乱れやすく集中力低下の原因になってしまいます。
どうしてもおにぎりを食べたい場合は一旦冷やすことでおにぎりの糖分がレジスタントスターチという食物繊維に変わってカロリーとGI値が下がるので冷やしてください。
もしくはちょっと具を加えるだけでも白米だけのおにぎりを食べるよりはマシになります。
ブドウ糖が不足したら脳が働かない?
ブドウ糖が不足すると脳が働いてくれないと言われてますが、ブドウ糖は不足しないので問題ありません。
そもそも唯一のエネルギー源であるブドウ糖が不足するとかありえると思いますか?
死にますよね。汗
ブドウ糖は糖質から作ることができなくなるとケトン体というものからも作られるようになります。
なので仕事中に焦って「やばい、集中力落ちてきたから糖分とらないと!」とか思わなくていいんですよ。
もちろん毎日甘いチョコレート食べてたのに急に何も食べないようになるとエネルギー不足を感じますが、慣れたら不必要な消化吸収にエネルギーを使わないため頭がスッキリしますし疲れも改善します。
太ると生産性が下がる
実は太ると色々な理由から日中の生産性が下がります。
まずは太ってる分多くの酸素を必要としたり身体を動かすのにエネルギーが必要なので疲れやすいんですね。
これはもう研究して言われてることなので今のところ覆すことはできないでしょう。
また睡眠の質の低下やテストステロンの減少など太ることで生産性が下がる可能性はたくさんあります。
個人的な感覚では数kg増えただけでも体調は全然変わってくるので、自分のベスト体重を探し出して維持した方がいいでしょう。
食べ過ぎないために”おやつタイム”を設ける
お腹が空いたと感じたタイミングでパクパクと食べているといつの間にか食べすぎているということにもなりかねません。
健康的と言うアーモンドやクルミだって食べすぎて太れば体には良くないですからね。
なのであらかじめお腹の減るタイミングで食べられるように今日食べる分を用意しておきましょう。
毎日3時ごろ何となく空腹感が起こるならその時間に合わせてアーモンドを用意しとくんですね。
お腹減った時に買いに行ったり別のお菓子置いてたら食べちゃいますから。
ちなみにアーモンドなら結構食べてもカロリー少ないですから太りにくいですよ。
アーモンドは25粒ほどが1日の摂取量と言われてますが、25粒で150〜200kcalです。
菓子パンなんかは1個食べたら400kcalぐらいあるものが多いですし、血糖値の乱高下によって2、3時間後にまたがっつり空腹感に襲われるのでやめときましょう。
まとめ:集中力維持のためには食べ物を選ぼう!
仕事や勉強中に空腹を満たすためにおやつを食べるのは悪くないです。
ですが食べたいものを好きなだけ食べてしまうと短期的にも長期的にも効率が下がってしまうので、食べるものと量には気を付けましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。