英語の勉強がしたいけどなかなか続けられない。
予定すぐ狂うからなー。
そんなあなたには「英語は朝に勉強する」というのをお勧めします。
朝に英語の勉強するのってかなり効果的なんですよ。
この記事ではは英語の勉強を朝にする方がいい理由について書いていきたいと思います。
目次
英語は朝勉強するのが良い理由
疲れていない
英語を朝に勉強するといい理由は何と言っても疲れていないからです。
朝は1日の中で一番疲れていない時間帯です。
もうその時間を逃したら疲れてないタイミングがないんですよね。
人によっては「寝ても全然疲れ取れてないよ。」って人もいるでしょうがそれでもまだ体力残ってる時間ですよね。
疲れてない状態のときって勉強に対しての嫌悪感もかなり少ないので最初の勉強がまだ習慣化されていない間はとくに有効でしょう。
これが夜の授業や仕事が終わってからだと1日分疲れてるのでどうしてもやる気でないという人も多くなります。
1、2日勉強していても「今日はめっちゃ疲れてるし休憩しようかな。」という甘えも出やすいですし。汗
僕も最初勉強しようと思った時は朝に始めました。
しかし全然集中することができなかったのでとりあえず朝勉を始めたらかなり改善された記憶があります。
疲れって甘えをどんどん引き出してしまうので夜の勉強は挫折しやすいんですよ。
集中力が高い
疲れていないということと空腹状態なことで集中力が高い状態になっています。
疲れてないことで集中力を高い状態に持っていくことができるのはわかるでしょう。
しかしなんでお腹空いてたら集中できるの?逆じゃね?って思ってるんじゃないでしょうか。
空腹時は血糖値が安定しています。
血糖値が安定しているということは急激に低血糖になって眠気やだるさの原因になることがない状態なんですよ。
食後は血糖値の乱高下によって眠気やだるさを起こしてしまう場合が多いんですね。
他にも空腹時は集中力ややる気が高まる成長ホルモンやテストステロンの分泌が高まっているので食後に比べて集中力が高い状態で英語の勉強を進めることができるんですよ。
1日の中で勉強時間を確保しつつ空腹感もあるのは朝ですから朝食前に人勉強するというのが一番効率よく勉強を進めることができます。
締め切り効果を得られる
もう試験まで時間がないとか宿題の提出に間に合わない!と思った時にものすごく集中できて一気に進めることができたという経験のある人は多いんじゃないかと思います。
この火事場のクソ力みたいなものを発揮できるのが締め切り効果です。
朝の時間ってその後たいてい何か予定入ってますよね。
仕事だったり学校だったり。
その結果終わりの時間を強制的に決められているので集中力は圧倒的に高めることができます。
このときの集中力は体感で夜の3〜5倍はありますねー。
1秒でも無駄にする時間がない感覚を得ることができるので夜ゆっくり勉強や読書を進めていくぐらいなら1時間早く寝てそのぶん早起きして作業した方が圧倒的な速度で進めることができますよ。
⇒”締め切り効果”を利用することで劇的に集中力を上げる!締め切りのメリット5つとデメリット3つ
習慣化しやすい
まずは朝に30分の勉強時間を確保するところから始めたいところ。
しかし夜の時間って相当決意を固くしないと毎日確保するのは難しいんですね。
疲れてるから今日は休憩にしとこうだったり、飲み会の予定が入ったとかだったり。
その分英語を朝に勉強する習慣をつければ習慣化さえすれば毎日でも時間の確保ができるんですよ。
今英語がものすごく苦手だったとしても習慣化して勉強するのを当たり前にしていくことで苦手意識は消えていきます。
仮に1日30分を毎日続けると1ヶ月で15時間。
1ヶ月に15時間とか少なく思えるかもしれないんですが社会人になってから仕事以外に1ヶ月15時間勉強している人はものすごく少ないんですよね。
というか学生でも学校と宿題以外で15時間勉強してるのは試験前ぐらいじゃないでしょうか。
1日30分の勉強も最初はついサボったりすると思います。
なのでまずは1日30分でもいいから英語の勉強を朝にする習慣をつけていきましょう。
⇒1日30分を続けることで何もしない周りに圧倒的な差をつける!?
体を慣れさせる
勉強している理由は人それぞれですが資格や受験のために勉強している人も多いでしょう。
そういう場合は試験の時間に合わせて勉強している方が本番でも体が「今は勉強モード」になってくれるので試験に集中しやすくなるんですよ。
僕の感覚としてその時間に勉強とか仕事してるという感覚を保つことができるようになるまで1〜3ヶ月はかかります。
なので試験1週間前とかになって「そろそろ夜型やめて試験の時間に合わせて起きないとなー。」とか思ってもそんな短期間で体は順応しないので気を付けましょう。
まずは英語を朝に勉強することに体を慣れさせるというのはかなり大切な部分になります。
復習しやすい
朝のうちに新しいことを学んだ場合できる限り早くに復習しておきたいんです。
エビングハウスの忘却曲線によると新しく覚えたことは1日後には74%忘れているそうです。
なので1日以内に復習をすることで一気に覚えている量を増やすことができるんですよ。
1回目の復讐はその日のうちにするのがベストです。
いつも新しい参考書を進めるだけ進めてほとんど復習はしないということはないでしょうか?
瞬間記憶能力とか持ってない限り1回やったことをいつまでも覚えられているということはないのでとにかく復習の回数を増やしていきましょう。
そのためにも朝に英語の勉強をするようにすると復習回数が増やせるので効率よく英語の勉強を進められるようになりますよ。
プライミング効果を得ることができる
プライミング効果とは、先行する刺激(プライマー)の処理が後の刺激(ターゲット)の処理を促進または抑制する効果のことを指す。プライミング効果は潜在的(無意識的)な処理によって行われるのが特徴であり、知覚レベル(知覚的プライミング効果)や意味レベル(意味的プライミング効果)で起こる。前者の処理は刺激の知覚様式(モダリティ)の違いによって、それぞれのモダリティに特異的な大脳皮質によって媒介される一方、後者の処理は側頭連合野などの意味処理に関連する大脳皮質によって媒介される。
脳科学辞典
とりあえずなんか難しいことが書かれてました。笑
プライミング効果を英語の勉強で考えてみましょう。
まず朝起きて英語の勉強をします。
すると脳が英語モードで1日がスタート。
朝駅に着くと英語で会話している人の話が勝手に耳に入ってくるようになりますし、新聞やネット記事での英語に関する情報が朝英語を勉強していないときに比べるとたくさん入ってくるようになります。
帰りに道を聞いてきた外人の英語にも対応しやすくなります。
このように朝に英語を勉強してプライミング効果を発動させておくことで1日中英語に対しての受容感度を高めた状態で過ごすことができるようになるんですね。
これが最高レベルまで高まってるのが語学留学ですが日本でも朝に英語を勉強してから1日をスタートさせることで少し近い状態を作り出すことができるんですよ。
プライミング効果を得ることで英語勉強の効率も高くなるのでぜひ英語を朝に勉強する習慣を作ってみてください。
ちなみに夜英語を勉強する場合はその後寝てリセットされるのでプライミング効果を発揮することはできません。
夜の無駄が減る
朝早くから勉強の時間を確保しようと思うとショートスリーパーでない限りどうしても夜は早寝しないといけないんですよ。
なので普段何もせず寝る時間までぼーっとテレビ見てるだけとかの無駄を圧倒的に減らすことができます。
今まで「時間無駄にしてるのわかってるけど夜はやる気でないんだよなー。」となんとなく感じていた無駄を減らすこともできるので気持ちも変わっていきて充実感が増します。
⇒早寝早起きが勉強には最適!勉強を効率よく進めるコツを紹介!
朝の英語勉強の効率を上げるためにやっておきべきこと
朝から英語を勉強するときは必ず前日の夜に朝の勉強の予定を立てておきましょう。
というのも朝になってから「何しようかなー。」とか悩んでる時間が無駄ですし、意志力を無駄に消耗して集中力が低下してしまいます。
場合によっては「何するか決めてないしもう1回寝よう。」となっちゃうので明日の朝の予定は今日中に決めてとくといいですね。
まとめ:朝に英語の勉強をすることで学習効率が劇的に上がる!できるだけ早く英語を習得したいなら朝にやろう。
英語を勉強したいんだけど時間がないという人は朝の時間をうまく活用してみましょう。
どうしても早起きができないという場合はまず早起きの習慣をつけてその時間を有効活用するために英語の勉強を入れていくといいですね。
少しずつ確実に勉強できる時間を確保していってください。