受験生の皆さん!
運動してるでしょうか?
運動してる時間がない。
夏頃までは部活で運動をしていた人でも引退後は運動をめっきりしなくなったというのも多いですよね。
夏前のいい体格はどこにいったんだというぽっちゃり体型になってしまってる人もいたり。
太るとドーパミンが出づらくなってしまい勉強に悪影響が出るので太らない方がいいのですが。汗
実は運動って受験生にとって必須と言ってもいいものなんですよ。
受験生どころか人はみんな運動した方がいいレベル。
この記事ではは受験生が運動不足を解消するべき理由について書いていきたいと思います。
目次
長期間勉強するために運動しないとかありえない
1日や1週間など短期の勉強の場合は運動してる時間はないでしょう。
「運動する時間あるなら勉強するわ!」って感じですよね。
しかし1ヶ月以上勉強を続けるような受験となると話は別になります。
運動で使う時間よりも圧倒的に大きな効果を得ることができるので、最終的には効率よく勉強を進めることができるんですよ。
色々な研究を調べた結果としては効率よく勉強を進めるために運動しないなんてありえないってレベルだということがわかりました。
受験生が運動するべき理由
受験生に運動は必須です。
運動には勉強を効率よく進められるようになるたくさんのメリットがあるので、今から運動によって得られる効果についてみていってみましょう。
BDNF(脳由来神経栄養因子)が増える
BDNFは簡単に言うと頭を良くするたんぱく質です。
運動をすることでこのたんぱく質が脳内で増えるためどんどん賢くなっていけるということになります。
学生の時運動部の人がめちゃくちゃ学力あったりしたと思いますが、あれは普段の部活でBDNFが増えてるところに勉強していたからでしょう。
⇒頭が良くなるタンパク質BDNFを増やすには?複雑な動きが人を賢者にする
運動をすることで頭が自然と良くなっていくんですがそれでも「やっぱり運動してるぐらいならできるだけ勉強時間を稼ぎたい。」と思ってしまうもの。
まあ勉強時間だけ長くても効率悪いとあんま意味ないんですけど、そんな状況の人はHIITというトレーニングを取り入れてみるといいんじゃないでしょうか。
HIITは運動時間がたった4分で休憩とか含めても10分で終わるので、ほぼ時間を取らないといってもいいトレーニング方法なんですね。
HIITについて詳しくは下の記事に書いてますので興味があれば参考にしてみてください。

ストレス解消
実は運動のストレス解消効果ってものすごいんですよ。
散歩をするだけで42%のストレスを解消できると言われています。
特に外で太陽の光を浴びながらの散歩はリフレッシュ効果がすごいですね。
運動嫌いな人にも効果あるので好きな音楽を聴きながら気分転換がてら散歩してみるといいでしょう。
眠気を飛ばすことができる
勉強していると眠くなってくること結構ありますよね。
でも「今寝たら起きられない!」って時あると思うんですよ。
そんな時はちょっときつめの運動をしてみてください。
特に長時間同じ科目の勉強をしがちな時は眠気と飽きを同時に吹っ飛ばすことができるのは強みです。
僕は今でも夜仕事中に眠気に襲われた時その場で腕立てしたりスクワットして眠気をぶっ飛ばした後作業をしています。
5分あれば十分にリフレッシュできるので家で勉強している時はぜひ運動を取り入れてみてください。
⇒ひどい睡魔が起こる10の原因とは?眠気に負けて日中をパフォーマンスを落とさないために。
勉強に関する能力が高まる
最初にBDNFが増えることで賢くなれるという話をしました。
しかしそれだけじゃないんですよ。
BDNFは長期的に増やしていくことで効果を発揮してくれますが、運動の効果は1日単位の短期でも出ます。
10分20分の運動をすることで思考力、判断力、読解力が高まると言われているので、受験当日の朝はガリガリ勉強するよりも運動した方がいいと思います。
「あいつ余裕だなー」とか思われるかもしれませんが、ほんの少し勉強するよりも散歩とかで能力をブーストした状態で試験に臨める方が有利ですからね。
ドーパミンでやる気を出す
勉強が好きじゃなくてやる気でないという人は先に運動してみましょう。
運動するとやる気を高めるドーパミンが分泌され、そのあとの勉強がやりやすくなるんです。
ドーパミンには種類がないので運動して出てきたものを勉強にも使えるんですね。
結局勉強嫌いだと「勉強やりたくねー」って思うことに変わりはないかもしれませんが、その気持ちを少しでも抑えていくのに運動は効果的です。
⇒前頭葉を鍛える10方法!最近やる気とかモチベーションが上がらないという人必見!
免疫力を高めることができる
運動を継続的に行うことで免疫力が高まります。
免疫力って受験生は特にめちゃくちゃ大事だと思うんですよ。
だって高校受験でも大学受験でも試験本番は2月とか3月の風邪やインフルエンザの流行る時期ですからね。
体調を崩しやすい時期なため本命の受験日に風邪を引いてしまって仕方なくそのままテストを受けにいく人も多いのです。
体調崩したまま試験受けるとかせっかく今まで頑張ってきたのにもったいないですよね。
そうならないために普段から運動をして免疫力を高めておきましょう。
ちなみに激しい運動は回復の時一旦免疫力が下がるので、本番より数ヶ月前から運動を継続した方がいいですね。
メンタルを鍛えることができる
普段からきつめの運動をしていると勉強がつらい場面でも耐えることができるようになります。
受験勉強中に勉強が辛くなることはたびたびあると思いますがここで踏ん張れるかどうかが合否を分けるんですよね。
メンタルが鍛えられてることでグッと踏ん張ってしっかり勉強を継続することができるということです。
また、部活動の大会で鍛えられた「本番力」が発揮されて人によっては模試や過去問ではとったことのないような点数で合格していくこともあるのでメンタルを鍛えておくのはめちゃくちゃ大切なんですよ。
脳は疲れない。体が疲れてるだけ
勉強をしていると「めちゃくちゃ疲れたー」と思う時が結構あると思います。
でも実はこれって脳が疲れてるわけじゃなくて体が疲れてるだけなんですよ。
勉強中は目を酷使しますし、体もずっと同じ体勢なので凝ってきて血流が悪くなりその結果が疲れとして現れてるんです。
なので休憩時間を頻繁に作って5分運動するだけでも1日の疲れ具合は全く変わってきますよ。
運動をするタイミングは?
運動のタイミングは狙いたい効果によって異なります。
朝から1日スッキリとした気分で活動したい場合は1日が始まる前に運動するといいですね。
リフレッシュ効果を得たい場合は休憩中がいいでしょう。
全部の勉強が終わってからやるよりも細かくストレス解消していった方が勉強も進めやすいです。
勉強したことをできる限り多く覚えておきたい場合は勉強の4時間後に運動することで記憶の定着が強くなると言われています。
免疫力とか継続力をつけていきたい場合はしっかりと続けていけばどの時間帯でも大丈夫です。
ただやはり継続が一番大切なので「朝に運動できなかったから今日はもうなし。」じゃなくて少しでも運動することを心がけてくださいね。
人間の進化を考えると運動は必須
人間が今のように火や言語を使い車とかも作れるようになったのは歴史の中でいうとごくごく最近の話です。
ここまで来るのに少しずつ何度も進化してきてるんですね。
その進化の過程では必ず運動がありました。
現代と違って狩猟採集の命がけで「どうやって食べ物を手に入れるか。」を考えながらになるので必死です。
人間は今でもはるか昔の祖先からの遺伝が元になっているので適度な運動というのは現代人にも必須なんですよ。
しかし現代は圧倒的に運動不足なので、運動を定期的に行うだけでも差をつけることができるでしょう。
まとめ:受験生が運動しない手はない
運動をすることで得られるものはめちゃくちゃ大きいです。
勉強しないと合格できないのは当たり前なんですが、休憩中にスマホゲームやネットサーフィンじゃなく運動を取り入れることで今よりもっと効率よく勉強することができるんですよ。
全部の休憩時間に運動する必要はないですが、1,2時間に1度取り入れていくといいんじゃないでしょうか。
ちなみに1日中家で勉強中に筋トレを取り入れるとかなりガッツリ鍛えることができますよ。