あなたは休息というと何をイメージしますか?
布団でぐっすりと寝ることでしょうか?
たいていの人は寝ることをイメージしますよね。
しかし身体を休める方法は寝る以外にもあるんですよ。
スポーツ界ではもはや当たり前となっているアクティブレストという方法があります。
これはスポーツをしてる人が効率よく疲労を取り除くために考え出されたんですが、普通の日常生活や仕事、勉強の疲れをとるためにも効果的なんですね。
この記事ではは疲れた身体を圧倒的に早く回復させるアクティブレストについて書いていきたいと思います。
目次
アクティブレストとは
活動して回復させることです。
一般的に休息というと家でゆっくり寝転んだりして休むことを言うと思いますが、アクティブレストは積極的に身体を動かすことで疲労回復していく方法なんですね。
特にデスクワーカーなどの座りっぱなしであまり動かない人に効果的です。
アクティブレストは元々スポーツをしている人が試合後にクールダウンを行って疲労を軽くするために使われていたんですが、仕事や勉強の疲れをとるのにも効果的なんですよ。
アクティブレストの効果
精神的な疲労回復
軽い運動をするアクティブレストではセロトニンの分泌が高まります。
セロトニンが分泌されると気分が良くなりストレス解消にもなるんですね。
土日にゴロゴロしてると案外疲れが取れずに月曜からだるいということになった経験があると思うんですが、これは平日の仕事によってセロトニンが消費されてしまい回復しきれていないということも大きいでしょう。
血流改善
体にたまった老廃物を排出することで身体のだるさと重い感じが取り除かれます。
疲労物質は座っているだけでもどんどんたまっていくんですが、体にたまった疲労物質除去の早さはアクティブレストの方がゆっくりと寝ているのに比べて2倍速いらしいです。
睡眠不足なら寝た方がいいですが身体が重いとかの場合は20分寝るより20分運動した方が早く回復できるということですね。
意志力の回復
Daigoさんの超集中力によるとウィルパワー(意志力)の回復にも効果があると言われています。
そのため仕事中に5分ほど休憩を挟んで歩いたりストレッチするのも効果的ですね。
午後は午前中に比べるとかなり意志力が消費されていて疲れているので5分程度のアクティブレストを多めに取り入れるのも集中力を維持するためには効果的でしょう。
スポーツ選手が試合と試合の間にアクティブレストを取り入れるように、その仕事のプロである会社員もアクティブレストを取り入れてもいいと思いませんか?
無意識レベルで思考が進む
ポモドーロテクニックを利用した仕事や勉強方法を使っている場合25分に1度5分程度の休憩を入れます。
この5分をアクティブレストに使うかゲームしたり掃除したりするかで作業の進み具合も変わってくるんですよ。
もしゲームや掃除をすればその5分間はそっちに意識が向かうんですよね。
ゲームならその内容のことを考えることになりますし、掃除だったらどこを掃除しようかとか考えると思うんですが、アクティブレストの場合は特に何も考えないんです。
すると前25分間行っていた作業のことをこの5分も無意識に考えているので次休憩が終わって作業に戻ったときにスラスラ進みやすくなるため作業間の休憩はアクティブレストがオススメです。
アクティブレストを挟めば実質その作業をずっと続けてるのと同じなんですよ。
煮詰まった作家とか学者さんが散歩した後にどんどん新しいアイデアが浮かぶのは運動中も無意識が勝手に思考を進めてくれていたからです。
軽く体を動かして脳に酸素を回せるのもいいですね。
アクティブレストのやり方
めちゃくちゃ簡単なことでOKです。
アクティブレストだからと言ってどこかにキャンプに出掛けたりとかしなくても大丈夫ということです。
同時にグリーンエクササイズとか取り入れると効果が大きいと思いますが、時間がなければ家の中でも問題ありません。
ラジオ体操
朝一でラジオ体操するのもとても効果的です。
朝は疲労なんて溜まってないと思いがちなんですが睡眠ではとれない疲労が残ってしまっているんですよね。
これを朝一のラジオ体操をすることでさっと取り去ることができるし寝起きでまだ働いていない脳に酸素を回して起こせるでしょう。
会社のみんなで行うのもいいかもしれないですね。
正直最初は面倒だと思いますが明らかにその後の生産性が違ってきますよ。
寝る前のストレッチ
10分程度のストレッチを寝る前に取り入れてみてください。
日中運動時間をとれない場合は寝る前のストレッチだけでも効果ありです。
寝る前にがっつり運動してしまうと交感神経が働いてしまい寝つきが悪くなるし、睡眠の質も下がってしまうのでストレッチがオススメですね。
ストレッチだと日中に溜まった疲労物質を流すだけでなく副交感神経の働きも良くなりいい感じで眠りに入れるようになりますよ。
階段を使う
デスクワークで移動はエレベータを使うという場合はちょっと階段を使ってみるだけでもアクティブレストになります。
このようにほんの少しの運動でもやらないより全然いい効果を得ることができるんですね。
なので数分程度の移動なら徒歩や自転車に替えてみたり、朝の通勤通学を自転車にしてみるのもいいんじゃないでしょうか。
ついでに消費カロリーも増やせたりしますし。
土日はちょっとウォーキング
少し時間のある土日は疲労をとるのに最適です。
平日の睡眠不足を解消するために12時間とか寝ても効果はないので8時間ほどにしておきましょう。
そこから余裕があれば1時間ほどゆっくりと散歩でも楽しんでいけばかなり体のなんとなく感じてるだるさを改善させることができますよ。
予定が入っていて時間がないなら10分でもしないよりは断然効果を得ることができるので休日のアクティブレストぜひ取り入れてみてください。
まとめ
睡眠や食事などの一般的に言われている疲労回復方法に合わせてアクティブレストを行うことで今までよりかなり効率よく疲労を取り除くことができるようになります。
運動面倒くさいという人でも行ってみるとかなり体が楽になるので試してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。