コーヒーを飲んで集中力を上げたいけど実際効果あるの?
この記事ではそんな疑問にお答えしています。
仕事や勉強中の集中力をできる限り高めたいがためにコーヒーを飲んでる人は多いでしょう。
僕も高校生ぐらいの頃から甘いコーヒーを飲み始めて、今では健康とコーヒーの効果を最大限に高めるためにブラックコーヒーを飲んでいます。
コーヒーっていいですよね。
ちょっとした休憩になるし眠気が覚めるので集中しやすくなります。
ですが実際コーヒーって集中力高まるんでしょうか?
どのようなタイミングで飲めば一番集中力を高めやすいかわかれば効率的に時間を使えそうですよね。
この記事ではコーヒーを飲んで集中力を高める方法についてまとめています。
目次
コーヒーと集中力の関係は?
コーヒーを飲むと短期的には集中力が高まる
短期間の1~3時間程度の集中力を高めたい場合はコーヒーが効果的です。
コーヒーのカフェインによって疲労感はシャットアウトされ、眠気も一時的にはなくなるので集中的に作業をしないといけないときにはオススメですね。
コーヒーを飲んで集中力が高まるのは、カフェインを摂ることでアドレナリンが分泌されるからです。
アドレナリンは交感神経を刺激して神経を研ぎ澄ませる働きがあるホルモンの一つですね。
本来アドレナリンははるか昔に狩りをするときや逆に狩られそうになって戦闘状態に入った時分泌されていたホルモンなので、生き残るために集中力を高める作用があるんですよ。
それが今にも残ってるというわけです。
ただカフェインによるアドレナリンの分泌は数時間で切れるので、1日中超集中したいという場合には向かないでしょう。
目の前の仕事や勉強、試験を乗り越えるには効果的な集中力アップ方法となりますね。
カフェインの効果が切れ始めるとだるさが目立つ
コーヒーをたくさん飲んだからと言って疲労回復しているわけではありません。
疲労感をごまかしているだけです。
なのでカフェインの効果が切れてくると以前からあった疲労+カフェインでごまかしていた間の疲労感がいっきにくるのでものすごくだるく感じることがあります。
この疲労感はもう一度コーヒーを飲むことである程度はごまかすことができますが、疲労が消えたわけじゃないということは覚えておきましょう。
仮にコーヒーやエナジードリンクをがぶ飲みして睡眠時間や休憩の時間を削りまくった場合、後々大ダメージを被ることになります。
反動で寝すぎたとかならいいですが、ぶっ倒れて病院に行くことになるかもしれなので気をつけましょう。
暗記系の勉強をするときには効果的
コーヒーのカフェインによって高まった集中力は暗記系の勉強など単純作業のときにより効果的です。
仕事中でも頭を使わなくてもいい単純な作業(たとえば机の上の整理とか単純に打ち込む作業)の場合はコーヒーを飲むことで効率的に作業を進めることができるようになるんですね。
逆に思考系(数学や物理など)の勉強にはあまり集中力を発揮できなくなるとも言われています。
なので、今から何をするのか?を元にコーヒー飲むかどうか決めるのもいいですね。
と言っても僕は寝起きの1杯って感じでコーヒー飲んでるので、今から何するかとか考えてませんが。
夜にはコーヒーを飲まない方がいい
コーヒーを飲むことで眠気を取り除き集中力を高めることができますが、夜に勉強や仕事をする場合は注意しましょう。
カフェインの作用は7~12時間程度は残っています。
ということは夜に飲むと寝るときまでカフェインが残っていることが多いんですね。
カフェインが残ったまま寝ると自分では気づかないレベルでも睡眠の質が低下してしまって、次の日の眠気や疲労がとれていない原因になってしまいます。
一時的に疲労感をとることで慢性疲労の原因になってしまう可能性があるので夕方以降は少し眠気を感じてもコーヒーを飲むのは控えた方がいいかもしれませんね。
砂糖を入れ過ぎると眠気が高まってしまう
コーヒーを飲んだら余計に眠くなったという人の場合は甘い缶コーヒーを飲んでいたり、コーヒーに砂糖をたっぷり入れている場合に多いです。
カフェインのおかげで眠気がとれるはずですが砂糖をたくさんいれることによって血糖値が上昇し眠気を感じるようになってしまうんです。
少量ならエネルギー補給にもなって効果的ですが、缶コーヒーには砂糖がたくさん含まれているのでちょっと多すぎです。
甘めのコーヒーを飲みたい場合は自分で量を調整できるように作るのが一番いいですね。
休憩があまりにもなければコーヒーを飲んでも効果がでなくなる
さっきも言ったようにコーヒーでカフェインをたくさん摂ったとしても疲労がなくなるわけではありません。
コーヒーをがぶ飲みして毎日休憩をとらずにがんがん作業をしているとある日突然ものすごいだるさに襲われて全くやる気の出ない日が出てくるでしょう。
これはコーヒーでごまかしてた疲労がたまりすぎて「もう身体動かせねー」って身体が悲鳴を上げている状態です。
こうなる前にしっかりと睡眠をとったり休息日を作って対処していきましょう。
休息日にはコーヒーも飲まないようにすると肝臓の疲れもとれます。
飲みすぎると逆に疲れる
コーヒーの飲みすぎは逆に身体が疲れて疲れがとれなくなってしまいます。
1日4杯以上のコーヒーは効果がなくて10杯以上になると逆に効果が落ちてしまうそうです。
ということは1日に飲んでいいのは4杯程度までってことですね。
ですが4杯まででも長期間続けていると疲れがとれなくなります。
カフェインをとることでコルチゾールというホルモンが分泌されます。
コルチゾールは別名ストレスホルモンと言われています。
ストレスを感じたときにたくさん分泌されるのでストレスホルモン何ですね。
コルチゾールはテストステロンなどの性ホルモンや成長ホルモンの分泌を抑えてしまうんですよ。
テストステロンや成長ホルモンが減少すると、
- 睡眠中に疲労が回復しなくなる
- やる気が出なくなる
- 集中力が減少する
と言った感じで逆効果になりかねないので、飲み過ぎには気をつけましょう。
コーヒーは1日多くても4杯までで週に1度か2度はコーヒーを飲まない日を作るといいですね。
疲れを感じてから飲むのは遅い!
コーヒーを飲むタイミングなんですが「なんか疲れてきたな」とか「眠くなってきたな」と思ってから飲み始めてもちょっと遅いんですよ。
疲れや眠気がくるのは脳内でアデノシンという疲労物質がアデノシン受容体にくっつくことで起きます。
コーヒーとかに含まれてるカフェインは疲労物質アデノシンがアデノシン受容体とくっつくのを防いで眠気や疲れを感じなくしてくれます。
なのでくっついてしまった後はがすことはできないんです。
仕事や勉強をしていると毎日だいたい何時ごろに眠気や疲れに襲われるかわかると思うので疲れを感じ始める30分ほど前に飲むようにしましょう。
午後一から眠気を感じる場合は昼休憩中にコーヒーを飲んだ後15分ほど昼寝すると全然午後の生産性が違ってきますよ。
⇒効果的な昼寝のとり方は?昼からの効率を劇的に上げるには昼寝!
まとめ:コーヒーと集中力の関係を深く知って効率的に使っていこう!
コーヒーを飲むことで集中力は高まりますが飲みすぎは逆効果になります。
コルチゾールが高まることでうつっぽくなってしまうこともあるので「最近イライラがとまらない」などの症状がある場合は一旦コーヒーをやめてみましょう。
疲れをとって集中力を高めたい方は「睡眠不足からの疲労をどうにかしたい!そのときに試してほしい11のこと」も合わせて読んでみてください。