あなたの1日の食事回数は何回ですか?
1食?2食?3食?もっと?
基本的には1日3食という人が多いと思います。
みんな子どもの頃から「1日3食きっちり食べましょう!」って教えられてますからね。
しかし1日3食って本当にいいんでしょうか?
この記事では1日3食のメリットとデメリットについて書いていきたいと思います。
- 1日3食のメリット
- 1日3食のデメリット
- 食べ過ぎないための対策
目次
1日3食のメリット
血糖値が安定しやすい
朝食に1杯のプロテインを飲むことでその後1日の血糖値が安定すると言われています。
これがどういうことかというと血糖値が無駄に上下しにくくなるので、眠気やだるさに襲われることも減るんですね。
ちなみにプロテインを飲んだらの場合なので朝食にはかなり高タンパク低糖質な食事が必要となるでしょう。
目玉焼きや卵焼きに魚や肉、それに少しだけ白米って感じでしょうか。
面倒な場合は朝食をプロテインに替えるといいですね。
ただし1日1食にした場合そもそも血糖値が上下するタイミングがほとんどなくなるので同じように血糖値は安定してくれます。
栄養バランスを整えやすい
たくさんのものを食べられるということは栄養バランスを整えやすくなるということ。
ただしあくまでしっかりと栄養バランスを考えて食事をした場合の話なんですよね。
朝食をパンとコーヒーだけで終わらせたり適当に米とジュースだけの場合、ほぼ炭水化物しか摂れていないことになるので食べた意味はほぼないと言えるでしょう。
糖質はエネルギー源じゃないかって思うかもしれませんが、朝食でパンを食べなくても1日の糖質摂取量は十分足りてます。
実際ものすごく仕事できる人で1日1食の人って多いですからね。
もしあなたのお腹が出ているなら炭水化物か脂質過多で間違いなく食べ過ぎなのでエネルギー不足とか言う前に食事を減らしましょう。
エネルギー過多です。
たくさん食べられる
食事量を減らすと自然とその量に合わせて胃が慣れてくるのか食事量は減ります。
1日1食になると1回の食事で食べられる量が減るらしいんですね。
なので色んなものをたくさん食べたいと思ってる人には食事を減らすのはオススメできません。
時々僕みたいに全く食べられる量が変わらない人もいますが。汗
1日3食のデメリット
睡眠時間が延びる
眠い日の前日は食べる量が多かったという人は結構いるんじゃないかと思います。
もしくはたくさん食べた日は早い時間帯に眠くなるとか。
消化吸収にかかるエネルギーは膨大です。
食べて体を維持しないといけないのにその食べ物を消化して小さくするのにすごいエネルギーを使ってるんですね。
たくさん食べると体が重くてだるくなるのはそのためでもあります。
1日1食をしている人の中には1食増やすごとに3時間睡眠時間が延びるって言ってる人は多いですね。
僕の場合その3時間を起きて他のことに使いたいと思ってるので基本的には1日2食ですが、そろそろ2食歴が長くなってきた(6年以上)ので1日1食にチャレンジしてみようかと思っています。
⇒ショートスリーパーになるには?”できる人は超短眠!”を読んだら睡眠の常識が変わった!
食事を用意するのに時間がかかる
特に自分で食事を用意しないといけなくなる一人暮らしになると面倒な部分です。
自炊すると当然時間がかかるし食べる時間もかかります。
外食するにしても食事が出てくるまでがっつり隙間時間を活用できる人は少ないでしょう。
かなり早食いしても用意→食事→片付けで30分はかかると思います。
僕の場合その後30分ぐらい休憩しちゃうので1時間ですね。
1食当たり1時間浮けば1年で365時間浮くことになるのでかなりいろいろなことができるようになるんですよね。
1日1食にするとさらに1時間浮くことになるので今から楽しみです。
使える時間が減る
食事回数が増えれば増えるほど使える時間が減ります。
上でも書いたように食事が増えるとどうしても睡眠時間延びてしまいますし、食事を用意するのにも時間が取られます。
自炊なら片付けるのにも時間かかりますよね。
1食あたり30分~1時間取られるとすれば、3食で最低でも1時間30分はなくなるので結構使えない時間あるんですよ。
1食減らすごとに30分手に入れられると考えるとかなり大きな変化になるんじゃないでしょうか。
食後は動く気出ない
朝食、昼食、夕食問わず食べた瞬間ガンガン動けないと思うんですよ。
朝食は食後すぐ学校や会社に向かう場合が多いのでわかりにくいですが休日に朝食を食べてゴロゴロしてたら二度寝してたことはないですか?
食後はどうしても眠く体が重くなりやすいその時間は失われることになります。
一度食事とその後のぼーっとしてる時間や睡魔と戦ってて勉強や仕事が進んでいない時間を記録してみてください。
驚くほど時間が削られてることに気づきますよ。
肥満になる可能性が高まる
1日3食でもしっかりと食事量を調整して運動とかで体型を維持できている場合は問題ありません。
しかし街に出て周りを見渡してみると太ってる人がたくさんいるんですよ。
最近では明らかにまだ大学生だろって人でもお腹がぽっこりしてたり。汗
1日1食で太るのは難しいですから健康的な身体を維持するために1日3食が多い場合は1日2食にしてみるといいでしょう。
案外食事制限より回数を減らしたほうが空腹感がマシで楽に食事量を減らすことができますよ。
ちなみに現代アメリカでは肥満の人は3人に一人、日本では5人に一人と言われています。
太ってメリットは一つもないので気をつけたいところですね。
太るとドーパミンの効きが悪くなって集中力ややる気の低下にもつながるので仕事や勉強を効率よく進めるためにも1日3食を続けるか考えたほうがいいかもしれません。
⇒ダイエットすると集中力が高まる5つの理由。太ってるのってやる気もなくなるの知ってた?
味覚が鈍感になる
1日2食にして気づいたのが適当に色々食べていると味覚が鈍感になってしまうということです。
3食+間食しまくりだった時は感じられなかった美味しさがわかるようになるんですね。
最近は味覚の変化にも敏感になって食べ過ぎが続くと水が美味しくなくなります。
いい感じに節制してる時は水もめちゃくちゃ多いんですよ。
これが今僕の食べ過ぎかどうかの判断基準になってますね。笑
免疫力が下がる
消化吸収に莫大なエネルギーがかかってしまうため体が疲れます。
またカロリーが制限されるとオートファジーが働いて細胞内を綺麗にしていってくれます。
オートファジーとは細胞内に溜まった老廃物を分解すること。
成人してからの6年間で風邪をひいたのは1日2食を始めてからは1度もないですし、一時期1日3食に戻ってた時期は1年に1回ぐらい風邪引いたりしてました。
成人前の好き放題食べまくってた時期はもっと悲惨で調子悪いと1ヶ月に1回ペースで風邪引きますし半年ほど止まらない咳に悩まされたりしてました。
今ではそうそう体調を崩すこともないぐらいまで免疫力が高まっているので1日2食の効果がめちゃくちゃ大きいですね。
集中力が落ちる
眠気、だるさ、食事ごとに切られる時間によって高い集中力を維持するのが難しいです。
とくに昼食後さっと仕事や勉強に戻って本気で集中できる人ってかなり少ないと思います。
昼食後の授業は寝てる人多かったですし仕事してても昼食後は眠そうな人いますよね。
1日3食だとこれが1日3回もやってきますが食事回数を減らすごとに無駄な集中力低下を防ぐことができるんですね。

やる気も落ちる
1日3食+間食が当たり前だった頃はどう頑張ってもやる気を維持できなかったですね。
なので学生時代はやる気が出てきた時バーっと勉強してやる気なくなったら何もしないという生活を繰り返してた結果大学受験は志望校ギリギリでした。笑
1日2食になってからはかなりやる気も安定しているので締め切りギリギリになってから焦るということが格段に減りましたね。
1日2食初期は飴を用意
もしこの1日3食のメリットデメリットに関しての記事を読んでくれて「自分も1日2食にしてみよう!」と思う人は飴かガムを用意しましょう。
例えば朝食を抜くとしましょう。
今僕はすでに6年朝食抜き生活なので午前中空腹感に襲われることは稀です。
しかしもしあなたが明日から朝食抜きにしたらめっちゃお腹空くと思うんですね。
そこで食事を摂ってしまうと意味がなくなるので飴やガムを噛んで対処するんですよ。
慣れてきたらこの飴とかガムも必要なくなってくるので最初だけ何かかるーく糖質補給できるものを用意して血糖値を安定させて空腹感を感じない状態を作っておくといいでしょう。
まとめ:1日3食はメリットよりもデメリットが大きい!たくさん食べられる以外にあまりメリットがないので減らしてみるといいかも。
1日3食の食事を完全否定はしません。
しかしもう少しやる気や集中力と時間を手に入れたいなと思ってる場合は食事回数を減らしてみるという選択肢もありますね。
いきなり1日1食にしたりすると挫折の原因になるので、まずは無駄な間食を減らして集中力ややる気への影響を観察してみてはどうでしょうか。