9,10時間以上の睡眠が必要なロングスリーパーは全人口の5%程度と言われています。
この人たちは長時間寝ないといけないですが、ほとんどの人はそこまで長く寝なくても疲れを取ることができるんです。
でも実際は5%以上の人が長時間睡眠を必要としています。
でも「8時間寝てもまだ眠いー。」って言ってる人明らかに5%以上いますよね。。
ということはなんらかの原因があって長時間睡眠が必要になっているので、原因を改善することができればもう少し短時間睡眠でも問題なくなるということです。
不必要に長い睡眠時間が減ればその時間を利用して何かできますよね。
現代人が切望している時間を手に入れることができるんですよ。
この記事ではは睡眠時間が長くて困ってるという人に向けて長時間睡眠になってしまう理由について書いていきたいと思います。
目次
睡眠時間が長くなってしまう理由
ストレスは睡眠の質を低下させるし全身を炎症に包む
慢性的なストレス状態になると1日中交感神経が過剰に働いている状態になります。
睡眠に入るとき交感神経が働いているとなかなか寝付けなかったり、寝付けても睡眠の質が低く浅い眠りしかできなかったりするんですね。
結果布団の中でゴロゴロしてるだけの時間とか寝起きの悪さとか寝たのに眠いという状態になってしまって合計の睡眠時間が延びてしまいます。
布団に入っていた時間は長いのに実際は寝付いていないため長時間布団の中にいた割には寝不足という状態になってしまうんですね。
ストレスで不眠になってる人の中には6時間ぐらい布団の中にいるのに4時間ぐらいしか寝られていないという人もいるのでストレス解消してみましょう。
会社の上司が嫌いとかなかなか解消しにくいストレスもあるでしょうが、まずはすぐに変えられそうな小さなストレス源を減らしていくといいですよ。
朝日の入らない部屋は起きられない。寝起き一発目に日光を浴びよう
人間は光を浴びることで目覚めます。
今は部屋に電気がありますが、昔は人工的な光はなかったので朝日で目覚めて太陽が沈めば寝ていました。
現代でも電子機器を全く使わずに自然の中で暮らしていると徐々に朝日とともに起きて夜は日が沈むと寝るサイクルになっていくようです。
人間の身体はそうそう進化しないので光刺激に対しての反応は昔と変わっていません。
なので遮光カーテンやシャッターをしていて朝になっても光が入ってきていない状態でアラームがなったりすると、「あれ?まだ夜やろ?起きる時間違うで。」と身体にとっては叩き起こされているようなもの。
とにかく眠い状態で起きることに。
アラームを止めた後はまだ部屋が暗いので二度寝の原因になってしまったりもします。
時間になったらカーテンが開くものとか光目覚まし時計というものがあるので、朝日が出ていない時間に起きる場合や防犯上カーテンやシャッターを閉めている人はは使ってみるといいでしょう。
悩みが多い。思考がぐるぐるして眠れなくなる。
性格的にネガティブもしくは内向的な人の方はポジティブで外向的な人に比べて睡眠時間は長くなると言われています。
悩みごと・考え事や人間関係などでストレスがたまりやすく疲労回復に時間がかかるためです。
睡眠時間って実は疲労の種類によって違ってくるんですよ。
肉体労働したりスポーツで体を動かした時の体の疲れを取るための睡眠は案外短時間でいけます。
慣れれば2時間睡眠とかでも余裕で取れます。
しかし勉強が進まないとか上司が嫌って感じの精神的な疲れは睡眠で取るには時間がかかっちゃうんで、寝るときに精神的ストレスを溜めたままだと睡眠時間が長くなってしまうんですね。
なので必要以上に睡眠時間が長くならないためには精神的なストレスをできる限り減らせる工夫をしていきましょう。
個人的にかなり効果が高いと感じている精神的ストレス解消法は運動ですね。
運動をすればかなり気分がスッキリしますから。
筋トレとかランニングみたいなハードな運動は苦手ならウォーキング程度でもOKです。
ネガティブな気持ちになりやすい人は少しずつポジティブに思考を変えていくトレーニングを行うのもいいですね。
睡眠時間が一定ではない
人間は変化を嫌います。
一定の時間に寝起きするようにするだけで睡眠時間はある程度短くすることができるんですよ。
例えば平日休日関係なく毎日0時に寝て6時に起きるという習慣を作っていれば体はそれに慣れて6時間で回復しようってなるんです。
でも毎日違った時間に寝起きしていると身体はいつ寝て起きればいいのかわからないため疲労が取れにくく起きるのも難しくなってしまうんですよ。
まずは睡眠時間を毎日同じ時間帯に固定するようにしてみてください。
ほとんどの人は平日と休日で寝起きする時間帯が違うと思います。
これが無駄な疲れを増やして長時間睡眠の原因を作ってしまってるので気をつけましょう。
人間関係が複雑な状況
社会に出て働いていると何かと人間関係がこじれたりします。
仕事上だけでも面倒なのに時々家族と揉めたり、友人とも何かしらあったりしますよね。
毎日が楽しい人間関係だけだったり、ちょっとしたことが起こった時も「これを乗り越えれば人間的に成長できる」とポジティブに考えられる人は睡眠時間が長くなることはあまりないと思われます。
落ち込みやすい人は特に人間関係に支障が出ないようにしていきましょう。
またどう考えても必要ない人に時間をとられたり、愚痴を言われるだけの飲みなどに誘われても自分のストレスがたまるだけなので、関係を断つという選択肢もあります。
たいていの人は切っても案外問題ないので自分が疲れるだけの関係は切ってみるといいですね。
と言ってもすぐに人間関係を改善するのは難しいのでオススメの方法が寝る前に紙に書き出す方法。
今日あった人間関係で思ったことを包み隠さず全部紙に書き出すんですね。
終わったら捨ててOKです。
こうすることで脳内でたくさん出てくる嫌な気持ちや考えを外に追い出せるので寝付きやすくなるんですよ。
睡眠時無呼吸症候群。肥満とストレス過多の人は要注意
肥満気味だったりストレス過多の人に多いです。
寝ている間に呼吸が止まってしまっているため酸素を取り入れることができず、睡眠の質がものすごく下がっているんですよ。
いびきがうるさいと言われている人は気を付けましょう。
寝ている間の音を録音してくれるアプリがあるので、しっかり寝てるはずなのに全然疲れが取れない人は一度試してみてください。
肥満だけが原因ではないですが、体重と体脂肪率が適正値を超えている場合は減らしてみましょう。
内臓疲労。つまりは食べすぎ飲みすぎ
現代人は食べすぎと言われています。
それは周りの中年辺りで太ってる人がどんどん増えているのを見るとわかりますよね。
というか最近は大学生ぐらいでもかなりぽっちゃりが増えてきた印象あります。
食事を1日3回取るとフルマラソン1回分のエネルギーを消費するようです。
毎日3食以上食べているとするとそれ以上に体力が使われていて疲れていて当然なんですね。
内臓疲労は食事だけでなくアルコールをがっつり摂ることで肝臓を疲労させていたり、コーヒーやお茶の飲みすぎで副腎が疲れてたりと色々な臓器が疲れているので気を付けてください。
食事を摂りすぎないようにするだけでなく、休肝日を作ったりカフェイン禁止の期間を作るなど意識的に内臓を休める期間を作るといいですね。
仕事中ずっとコーヒー飲みまくってる人は結構多いと思うので、1,2週間のカフェイン断ち期間を数カ月に1度は作るようにしましょう。
これだけでかなり睡眠が深くなって睡眠時間が長くならないようにできる場合もありますよ。
まとめ:長時間睡眠には原因がある。一つずつ減らして無駄な睡眠時間を減らそう
本来そこまで長時間の睡眠を必要としていない人が何かの原因によって長く眠っているのはもったいないですよね。
その1,2時間を毎日起きていることができれば何かできるわけですから。
今までやりたいけど時間がないと思ってた英語や簿記など自分のやりたい勉強や漫画を読んだり映画を観たりといった趣味の時間をもつことができるようになるんです。
長時間睡眠の原因を取り除いて有意義な時間を増やしていきましょう。