ジョギングが体力をつけたり、ダイエットに効果的だというのはみんな知ってますよね。
ですがそんなジョギングには実は勉強の効率を上げる効果まであるんですよ。
ジョギングを勉強と同じように日常的に取り入れていくことで勉強効率を上げて、短期間で「勉強ができるやつ」になっていきましょう。
この記事でははジョギングをすることで勉強の効率が高まる理由について書いていきたいと思います。
目次
ジョギングで勉強の効率が良くなる理由
目がさめる
朝一でジョギングをすると一気に交感神経をオンにできるので目が覚めます。
朝起きてシャワー浴びて目を覚まそうとするけどどうもシャキッとしないという人はジョギングも追加してみましょう。
ジョギングで酸素をしっかり取り入れて運動すれば朝学校や会社に行ってすぐから集中して作用に取り組むことができるようになりますよ。
朝起きられないって人は早起きできるように対策していくのも大切ですね。
集中力が高まる
血液の循環が良くなって脳へ今まで以上にしっかりと酸素が届くようになります。
普段たいていの人は呼吸が浅くなっていて脳が酸欠がちですが、運動をすることで改善されるんですね。
酸欠は集中力が激減するので意識的に深呼吸する時間を作りたいですがどうしても忘れてしまうので、運動すると酸素も行き渡るし全身の血流も良くなることで集中力が増します。
意志力が高まる
大好きなことをやるとき以外ってもうほんとすぐに飽きますよね。
僕の場合はゲームならいつまでもできますが勉強は20分もする前に飽きてました。
ですがジョギングを週4、5日するようになってからは1時間以上は軽く続けられるようになりましたし、必要なことであれば飽きてからも問題なく続けられるようになりました。
面倒でも我慢できるようになるので精神力が大幅にアップしてますね。
受験生のような時間をフルに勉強で使いたい人にも1日20分程度の運動はオススメです。
前頭葉が鍛えられる
「脳を鍛えるには運動しかない!最新科学でわかった脳細胞の増やし方」によるとジョギングなどの有酸素運動を定期的に行なっていると脳の前頭葉が鍛えられるようです。
前頭葉は
- やる気
- モチベーション
- 自制心
- 集中力
など勉強にとって不可欠なことを制御している場所でして、前頭葉が衰えると
- 集中力低下
- やる気皆無
- 面倒くさくなって先延ばし
みたいなことが頻繁に起こるようになってしまうんですよ。
今すでにそんな状態って人はすでに前頭葉が衰えているかもしれませんね。
前頭葉の老化は年齢はある程度まで関係してますが、習慣によっても起こります。
なので前頭葉を使わない生活していれば10代20代でもどんどん衰えていくってことです。
で、そんな前頭葉なんですが、ジョギングぐらいの軽い運動で鍛えることができるので、週2,3日1回15分ぐらいからスタートして習慣化してしまいましょう。
「いやいや、そんな時間あるなら勉強した方が効率いいわ。」って思うかもしれませんが、前頭葉を鍛えることでの勉強効率アップは桁違いなので運動した方がいいですよ。
学生の頃夏もしくは秋手前までずっと部活していてほとんど勉強していなかった友達が、秋ぐらいから受験勉強に本気出し始めた瞬間から一気に学力上がって、もっと前から勉強してた自分よりはるかに学力の高い大学に現役合格したってパターンはよくあることです。
これは普段勉強はあまりしてなかったかもしれないければ毎日の部活で前頭葉がめちゃくちゃ鍛えられていたために猛烈なラストスパートができたということです。
ただやはり運動を完全にやめると前頭葉も少しずつ元に戻ってしまうので、部活引退後も自転車通学とかして運動を続けましょう。
前頭葉を鍛える方法を詳しく知りたい人は「前頭葉を鍛える10方法!最近やる気とかモチベーションが上がらないという人必見!」を参考にしてみてください。
気分の切り替えになる
勉強に飽きてきたらジョギングしにいくというのもいいですね。
気分転換になりますし、浅くなってた呼吸もしっかりとできます。
1時間で勉強飽きる場合は1時間ごとに10分走りにいくというのもかなり効果的です。
帰ってきたらスッキリして勉強に戻れますよ。
スロージョギング程度の軽い負荷でも全然OKです。
記憶力が良くなる
ジョギングなどの運動を習慣化していくと脳が成長します。
さっきも言ったように前頭葉がどんどん成長していくんですがこの部分は記憶なども関係あるんですね。
前頭葉が大きくなることで記憶力が良くなっていくということなんですが、これ直接勉強の効率に直結してますよね。
運動部が記憶力良かったのもこれがかなり関係してるんでしょう。
60分程度が集中力の限界
2,3分程度の軽い休憩を入れていても1度に集中できるのは1時間程度だそうです。
なので1時間に一回運動を取り入れることで途切れた集中力を取り戻すことができるんですね。
しかも同時に長期間の勉強でも体型を維持することができるというかなりいいおまけつきです。
学生の場合部活を引退してからの半年ほどで思いっきり太る人が結構いますが、そういったことも避けることができるんですよ。
個人的な感覚では体重や体脂肪率が少ないときの方が勉強も含めた全体のパフォーマンスが高いと思われます。
しかもこの太るというのは1~2kg程度の差でも感じられるので5kgとか太ったらかなり集中力に差が出てくると思われます。
太ると酸欠や睡眠時無呼吸症候群になりやすく日々の生活にも影響が出やすいですし。
やる気が出てくる
ちょっとやる気が出ないときは先に運動することでサッと勉強に入れるようになるんです。
作業興奮といってとりあえず始めるとやる気出るよーってやつなんですが、これは何も勉強じゃなくてもいいんですね。
運動することでやる気引き出してから勉強をすれば集中力が高まった状態でスタートできるのでオススメです。
運動を継続すると前頭葉が鍛えられてやる気やモチベーションのベースが向上するんですが、1回あたりのジョギングだとその時々のやる気を高めるって感じですね。
毎回やってると「運動する」ということが勉強を始める前の儀式みたいになってくるので自然と勉強に集中できるようになりますよ。
睡眠の質が上がる
勉強ばかりしているともう勉強はしたくないぐらい疲れてるはずなのに寝れないという状況になることがあります。
ここでむりやり布団の中でゴロゴロして寝ると質が悪いので、次の日になってもめちゃくちゃ眠くて疲れもとれていない状態になってしまうんですね。
なので運動をして適度に身体にも疲労を与えることで夜はぐっすり眠ることができますよ。
運動不足で不眠に悩んでいる人なんかはかなり効果的です。
1日30分以上の運動で睡眠の質が高まるとわかっているので合計30分程度ジョギングできればいいですね。
勉強4時間後の運動で記憶の定着が良くなる
勉強をしてから4時間ほど経ったタイミングで運動を行うことで記憶の定着が良くなると言われています。
せっかく勉強して色々覚えようとしてるので効率よく覚えたいですよね。
ただ勉強の4時間後にジョギングするというのは時間帯によっては無理です。
朝勉強して4時間後は可能ですが、夜勉強して4時間後って寝てると思うんですよ。
「4時間後にジョギングしたら記憶の定着が良くなる」と知った上で基本的にはジョギングできるときにやるといいでしょう。
運動習慣をつけること自体勉強の効率を高めることができますからね。
ジョギング中でも勉強はできる
色々と効果を書いてみましたが、それでも運動してる時間なんてもったいない!って思った人もいるでしょう。
実はジョギング中でも勉強はできます。
英語のリスニングなんかはイヤホンすればどこでも聞けますし、オーディオブックなんかもありますよね。
オーディオブックだと本を読む習慣がなくても読む時間が作れるのでオススメです。
勉強のためにジョギングをするならどれくらいの速さでやればいいのか?
勉強効率を高めるためにジョギングを行う場合ある程度ペースが決まっています。
心拍数が最大心拍数の80%を超えるぐらいでジョギングするようにしましょう。
と言っても正確な心拍数を測るのって難しいですよね。
いちいち止まって数えられないですし。
ここで使いたいのが主観です。
あなたがジョギングをしていて「やばい!かなりきつい!喋るのは無理!」ってぐらいになると最大心拍数の80%ぐらいまで上がってるのその辺りでジョギングしましょう。
結構きついですが終わった後は爽快感があって頭の働きも良くなってますよ。
ジョギングを習慣にして継続していけば脳のベースラインが上がってる状態になるので、勉強効率もかなり高まってるでしょう。
ジョギングが習慣化できない!
ジョギングが勉強にとっていいことはわかった。
でもジョギングの習慣化なんて何回も試したけどやめちゃったんだよ。
そんなあなたは習慣化の方法について学んでみましょう。
習慣というのは漬け方を知っていると圧倒的に楽に習慣化できるようになります。
これは勉強・運動・食生活・ダイエットなどなんでも同じです。
もちろん人によって難易度は変わりますがかなり簡単にはなるでしょう。
まとめ:ジョギングは勉強効率を劇的に高める!勉強して走って頭良くなろう!
ジョギングを週に2,3回だけでも取り入れることでかなり集中力が高まります。
1日20分程度走っただけで後の1日中高い集中力を維持することができるようになるので、これ以上に効率いい集中力の高め方は少ないでしょう。
数週間だけでも試してみてはどうでしょうか?
勉強をもっと効率的に進めたい方は「暗記のコツは?圧倒的な量を覚える11の方法」を合わせて読んでみてください。