勉強の計画は立ててますか?
立ててるよ!って言う人でも結構やり方が間違っていることがあります。
間違った計画の立て方をしているとせっかくの勉強が無駄になってしまうことがあるんですね。汗
嫌ですよね。
何か月も頑張ったのになぜか成果が出ないというのは。
この記事ではそんなミスを避けるために勉強計画の立て方についてまとめています。
目次
勉強計画をうまく立てて効率よく成績を上げていく
勉強計画の立て方と言っても人それぞれ合った方法がありますがとりあえず抑えておきたい点というものはあります。
スケジューリングをうまくできるかどうかで試験に対してのやる気や集中力も変わりますし最終的な結果も変わってくる可能性は大いにあります。
勉強のできる人というのはしっかり計画を書き出しているかどうかはともかく計画を立てているものです。
「え?勉強計画?なんも考えてないけど?」っていう学力高めな人もいるんですが、そういう人は感覚派で実は自分の中にしっかりとした計画があったりするので参考にするのはやめておきましょう。
「賢いやつでもスケジュールなんか組んでないんだ!んじゃあ自分もいらね!」と思っていると後々痛い目にあったりしますよ。汗
では勉強の計画の立て方について見ていってみましょう。
初心者は時間、慣れてきたら量で決める
最初は時間でもいいからまずは一定時間勉強をできるようになることが大切です。
毎日1時間も勉強できないのに計画もなにもない状態ですからね。汗
まずは目標としている時間が毎日しっかり確保できるようになりましょう。
受験生以外だとだいたい2~4時間程度になるんじゃないかと思いますが、自分の必要量に応じて考えてみてください。
目標の時間勉強できるようになって慣れてきたらその時間内で行うことを量で決めるようにしていくんです。
そうすればあなたがその4時間だったら4時間以内にどれだけのことができるのか把握できるようになります。
ここまできてやっと長期計画も立てることができるようになってくるんですね。
最初は時間、慣れてきたら量で計画しましょう。
いつまでも「~時間勉強した。」というやり方では全然成長できないので気を付けてくださいね!
圧倒的な量は質を越える
最初に時間をある程度確保できるようにするのはやはり「圧倒的な量は質を越える」ということがあるからです。
たしかに質は大切です。
同じ時間でも他人の2倍こなせれば2倍速で成長できますから。
でもまずは量をこなさないと質が上がってこないんですね。
毎日5時間英語を勉強してる人と1時間しか勉強してない人どっちが先に英語のコツを理解できると思いますか?
どう考えても5時間勉強してる人ですよね。
こんな感じである程度最初は量をこなす必要もあるので、まずは時間の確保を優先する計画を立てるようにします。
圧倒的な量をこなすには時間が必須ですから。
理想の勉強量で計画しない
勉強の計画を立てるときあなたはどんな感じで立ててますか?
これぐらいできたら嬉しい!とか考えながら立ててませんか?
これ絶対にこなせないので注意しましょう。
頑張れば最初の3日~1週間ぐらいはなんとかこなせます。
ですが1ケ月ぐらい経ってくると計画通り進まない日がきて最終的に1ケ月の予定がこなせなくなる。
そうしたら「自分で決めた予定もこなせない」と自信がなくなってしまって最悪の場合勉強するのすらやめてしまいます。
最低限できる量で計画を立てる
今の自分でも絶対できるぞ!ってレベルの内容で計画を立て始めましょう。
そうすると計画を達成できれば自信につながりますし、もしそれでもできなければ今の自分の力量を見誤ってるので達成できるまで練り直しましょう。
そうして自分の力量をまず把握していきます。
最低限とはやる気が全くでない日でもなんとかこなせる最低の量のことです。
復習の予定を入れる
復習の予定ってどうしてますか?
ちゃんと計画や予定に入れてますか?
勉強で大切なのは何度も復習することです。
ごく一部の天才は一度でほとんど忘れないこともありますが、まあそんな人はほぼいません。
何回も何十回も復習してようやく定着していきます。
なのでしっかりと復習する予定も入れてください。
僕の場合は週1で復習しかしない日を設定していました。
その週にやったことをがっつり復習するんですね。
復習が終われば先に進むのではなく先週やったことを復習します。
本当に復習しかしない日を作ることでやったけど全然覚えてないということをかなり減らすことができますよ。
計画は修正してもいい
計画はがんがん修正していきましょう。
急に予定が変わることもあるし、計画立てたもののハードすぎたり逆に全然間に合わない計画だったりします。
そんなときはしっかりと目標に合わせた計画に変えていきましょう。
最初の計画なんて1ケ月もしないうちにすぐ合わなくなってくるので修正必須です。
最初の計画はおおざっぱでOK
最初の計画はある程度でいいです。
今年中に参考書3周、問題集3周みたいな感じで。
あまり細かく決めてもさっきも言ったように結局変わります。
月、週単位もおおざっぱ
月単位もだいたいでOKです。
1年で参考書3周させるならだいたい4か月で1周なので、1ケ月だと4分の1ぐらいみたいなね。
これも勉強に慣れてきたりするとペースが変わってくるのでだいたいの枠を決めておくだけでいいです。
その日の予定は細かく
予定は細かく決めておきましょう。
今日中にやることを月、週の予定から更に細かく絞り込んでいきます。
今日は参考書の10~20pまでみたいな感じでやることを書いていくんですね。
できれば時間も細かく決める方がしっかりと自分を追い込んで集中できるのでオススメです。
- 10~12時は英単語
- 12時~14時は世界史
みたいな感じで時間も区切っていくことで更にやる気を保ちやすくなります。
時間を決めないでいると今日中に終わらせればいいやーと思って朝なんか全然やる気出ないんですよね。
そうしているといつの間にか夜になって焦ることになります。
ちなみに夜0時を過ぎてからは寝てなくても次の日なので予定としてはアウトです。笑
とりあえず1周したら次に進む
とにかく一生懸命暗記して100%覚えてから次のやることに移っていこうとする人多いですが、今日からやめましょう。
100%って1回じゃ無理なんですよ。
絶対忘れます。
試験前に徹夜して覚えたのって試験終わったら忘れてますよね。
あれと同じです。
その日完璧なまでに覚えても次の日には忘れてしまってるので気にせず半分以上は覚えたなと思ったら、次のやることに進んでいきましょう。
どうせ週末に総復習しますから問題ありません。
勉強計画を立てるときは時間に余裕をもって計算する
忘れがちなことなんですが余裕を持った計画を立ててくださいね!
英単語を30個覚えるのに1時間かかるとしたらだいたい1時間10~30分で予定としては書き出します。
実際勉強してみると50分で終わる日もあれば覚えにくい単語が多くで1時間半かかったりすることがあると思うんですね。
このときに予定以上に時間がかかるとその日の予定全部が狂ってしまって、結局は次の日以降も狂っていきます。
なのでできる限り予定には余裕をもってスケジュールを組んでいきましょう。
休日も計画に入れる
勉強でも運動でも同じですが休みは大切です。
1年ぐらいなら無休でもなんとかなりますが高校3年間とか司法試験みたいな何年もかかって受験するような勉強で1日も休まないのは無理があります。
いっきに詰め込みすぎてあるとき急に息切れを起こして全く勉強しなくなったというのでは合格は難しいですよね。
そういった息切れを起こさないようにしっかりと休憩を入れていきましょう。
休憩のペースは自分でしっかりと勉強を続けられるぐらいで入れていくといいですね。
3日に1回でも週1でもOKです。
体調管理も計画に入れてみる
体調は勉強の効率に直結します。
咳でまくりで頭痛いような状態だったりずっと鼻づまりの状態で最高の集中力出せるわけでないですよね。
実はこれ高校のときの僕です。汗
病院に行ってなかったので原因はわかりませんが20歳ぐらいまで毎年10月過ぎ~4月末ぐらいまではひどい咳に悩まされていました。
一度だけ病院に行ったら「風邪ですねー」って言われて「半年も風邪ひかんやろ!」って思ってその後は信頼できなくていってなかったんですね。
大学受験のときも毎年のごとくひどい咳で1日中ほとんどずっと咳しながら勉強してた状態だったので全然集中できなかったんですね。
結果第一志望には不合格に。
このときは体調管理の大切さをわかってなかったので放置してましたが、20歳を過ぎたころ健康に興味が出てきてからは改善されました。
その時に「あ、咳でない状態で勉強するのってめちゃくちゃ集中できるな」って始めて思ったんですね。笑
大学に入って咳が出なくなってからは勉強の効率が全然違ってましたから体調管理と言うのはものすごく大切です。
運動を週3日程度は行うといいでしょう。
これも前もって計画にはしっかり入れておいてくださいね。
勉強のスケジュールを組むメリット
残り時間とやるべき量がわかる
しっかりとしたスケジュールを組むことで目標の日までの残り時間がどれくらいあるか?ややるべきことの量がどれくらいあるか?がわかります。
何も考えずに勉強を始めると「いつの間にか試験日が1ケ月後だった」ということになる可能性が劇的に上がります。
「いつの間にか」ということは一応勉強はしてるけど予想以上に試験が近づいているということに気づいてなかったってことです。
試験が近づいているのに気付かないでいると試験前のラストスパートをかけるタイミングがわかりません。
しっかりと1日1日をスケジュール化していれば「あと何日あってその間にどの科目をどれだけやればいいのか?」がわかりやすいです。
勉強のスケジュールを最初に決めておくことで「今日は何をしようか?」と考える無駄な時間も圧倒的に減らすことができます。
苦手分野から逃げなくてすむ
毎日やることをしっかりと決めておけば迷いなく勉強を進めることができます。
迷うことがないということはそれだけ時間を有効活用できるということです。
何しようか?って考える時間って意外と長いですよね。
毎回2分考えていても週10回あると20分。
その間に結構勉強進みましたよね。汗
また勉強する内容を決めずにそのときどきで考えることには最大のデメリットがあります。
苦手分野から逃げる
ということです。
苦手なことってわかりにくいからやりたくないですよね。
ですが苦手から逃げているといつまでもできないままなんですよ。汗
苦手分野の配点が低くて捨てても問題ない場合は大丈夫ですが、避けられない場合もありますよね。
大学受験のとき僕の場合は英語が苦手だったのですが、ずっと英語から逃げていました。
「結果第一志望には不合格」
完全に英語の点数が足りてなかったんですね。
苦手分野を勉強するためには前もって予定に組み込んでおかないとなかなかやる気になりません。
先に予定に入っていたら「あんまりやりたくないけど仕方ないからやるか。」って思えるようになります。
勉強の進行具合がわかる
とりあえず勉強しているとたしかに進むのは進むんですがどれくらい順調なのか?が全然わかりません。
毎日10ページ参考書進めてるけどペース大丈夫?って感じです。
実は20ページ進めないと試験に間に合わないのにその半分しか進んでなかったら合格できないですよね。
ですが前もって「試験が半年後だから参考書を一通りして、復習と過去問にかける時間はこれくらい。」とわかっていれば、一日にやるべき量もわかります。
毎日10ページずつ勉強していて1ケ月前になってからやばい!間に合わない!って気づいても遅いんですよ。汗
合格できるペースで勉強できているかどうか?を判断するためにもスケジュールは最初に組んでおきましょう!
勉強の計画表は紙に書き出す
勉強計画を作るときはしっかりと紙に書き出しましょう。
紙じゃなくてスマホとかパソコンでもいいと思いますが個人的には紙がオススメです。
書き出してる時に頭の中で1日のスケジュールが整理されるので効率よく勉強を進められるようになるんですね。
最低でもスケジュールは頭の中から出すようにしてください。
じゃないと本当に効率悪くなりますから。
まとめ:勉強の計画を立てるか立てないかで効率は圧倒的に違ってくる
勉強の計画をうまく立てることができれば後はそれに従って行動していくだけです。
結局試験に合格できるかどうかはやるかやらないかなので、完璧な計画を作ってもあなたが勉強しなければ合格はありません。
計画で道を作った上でその上をしっかりと歩いていきましょう!