苦手な勉強ってどうしてますか?
大抵の人は諦めて放置してしまってるんじゃないでしょうか?
実は苦手って案外簡単に克服できるんですよ。
この記事ではは勉強習慣を身につけるためにザイオン効果について書いていきたいと思います。
目次
ザイオン効果とは?勉強を習慣化するのにも使える!
心理学用語で単純に接する回数が多いとそれだけで少しずつ親近感を得ていくということ。
単純接触効果とも言います。
これはテレビとかで直接会ってなくてもいいんです。
テレビに出てくる俳優さんとかって一回も直接会ったことないけど何回も見てたらすごい親近感湧いてきますよね。
もしさ〇まさんのこととか全く知らない人が始めて会ったりすると「誰やねん。このうるさいおっさん!」ってなるでしょう。
勉強習慣をつけるにはザイオン効果を利用する!
勉強が苦手でもザイオン効果で習慣化はできる
勉強が苦手という人は多いですよね。
と言っても全教科全くできないというわけではなくて国語は比較的得意だけど数学は苦手すぎて大変!ということの方が多いと思います。
その場合苦手科目の勉強って避けがちじゃないですか?
これはザイオン効果の点から見るとあまり良くないんですよね。
苦手科目はあえてどんどん触れる回数を増やしていくことで親近感を得られ「嫌い→普通」に変えていくことができます。
いきなり勉強じゃなくてもいい
ザイオン効果を有効利用するということはとにかく苦手に触れていくことです。
苦手なこともやっていくと苦手意識は減っていくんだとわかっていてもいきなり単語を暗記したり文章の和訳したりするのは辛いですよね。
続かないと意味ないですから。
英語が苦手で仕方ないという人はまず英語で映画を観たり英語で書かれた漫画や小説を読んでみたらどうでしょうか?
漫画だったら絵でなんとなく内容わかりますし映画もなんとなくはわかりますよね。
まずはこういった遊びの部分から始めて生活の中に英語を取り入れていきます。
そこから少しずつ英語の勉強を始めていくといいですよ。
歴史物が苦手なら歴史の漫画とかあるのでそこから始めるといいですね。
最初はとにかくハードルを下げていきます。
地面すれすれまで下げましょう。
やる気が出ない日は参考書を見るだけでもOK
苦手意識があるものってとにかくやる気が出にくいですよね。
やる気が出ない日はとりあえず参考書を持ってきてページを眺めているだけでもいいです。
ザイオン効果はとにかく回数触れることが大切なので完全に離れているよりぼーっと見てるだけでも効果があるんですね。
なので苦手意識の強い科目だけは勉強休みの日も眺めるだけでもしておきましょう。
休憩は勉強が習慣化されてから
勉強にメリハリをつけるためにはしっかりと休みを作ることも大切です。
ですが苦手科目はさっきも言ったように眺めるだけでも触れておきましょう。
習慣化されていない状態で休憩を入れるとそのままダレてしまってやらなくなってしまう可能性があるんですよね。汗
⇒勉強習慣は早朝につける!人生を変える朝勉強の9つのメリット
ちなみに僕はザイオン効果をフル活用するという意味で休日なしで仕事しています。
1日の仕事時間を短くして代わりに毎日仕事することでザイオン効果を発動させて、仕事に対する苦手意識を完全に消してるんですね。
「仕事今日は面倒だなー。」と思うことがほぼ100%なくなったのはありがたいことです。
勉強時間よりも勉強の回数を意識する
ザイオン効果をしっかりと使うためには週末1日だけ5時間勉強するよりも週5日1時間ずつ勉強した方が良いです。
むしろ最初は1日5分10分でもいいぐらいですね。
1日に1時間やるのもきつい場合は1回の勉強時間を10分にしてそれを1日の間に6回行いましょう。
そうすれば結構気持ちが楽に1時間勉強できますよ。
英語など苦手科目への苦手意識が薄れていけば自然と勉強時間を延ばせるようになります。
好きになればもはや勉強することに苦はなくむしろ楽しくなってくるんですよ。
隙間時間に勉強してみる
テレビのCM中とか電車の待ち時間など日中はちょいちょい隙間時間が発生します。
大抵の場合はぼーっとしてるだけで過ぎるんですがあなたは勉強してみましょう。
1回5分しか時間がなくても勉強に取り組んでいけばどんどん勉強は楽しくなっていきます。
テレビを2時間見てる間にCM中に参考書を眺めるだけでも1日4,5回は見えるんですよ。
とにかく回数を重ねることが大切なので少しの時間でも目を通していきましょう。
⇒隙間時間にできる10のこと!時間の使い方を見直すだけで2倍以上効率的に!?
特に子どもには効果的
ザイオン効果の影響は子どもの方が大きいです。
なので子供が勉強しない!とかまだあなたが学生という場合はザイオン効果を最大限発揮できるので、有効利用していきましょう。
と言っても強制するとやる気なくしちゃいますからいい感じに誘導していきましょう。
ザイオン効果は逆にも発揮する
苦手科目を放置しておくとどんどん苦手が大きくなってしまいます。
更にできなくなるわけではないんですが、やるべきことを面倒で後回しにしてたらもっと面倒になったというのと同じです。
苦手が大きくなる前にザイオン効果を利用して苦手を減らしていきましょう。
ザイオン効果を利用した勉強方法
習慣化には1~3か月かかると言われています。
なのでいかに最初の一ヶ月を乗り越えるかが大切なんですね。
まずは苦手意識を克服したい科目は必ず毎日行いましょう。
やり方はさっき言ったように「ちょくちょく毎日」です。
5分10分でもいいので眺めておくと1ケ月後には面倒くさがってやらなかった場合よりはるかに苦手意識は小さくなっているでしょう。
正直1ケ月毎日5分英単語を見たとしても学力の向上はほぼないです。
ですが今後の英語勉強の進む早さに関わってくるのでこの1ケ月は無駄にはなりません。
たいていの人は時間のある日に頑張ろうとしますがそんなことはしなくていいんですね。
というか時間のある日に無理やり5時間とか勉強するから余計きつくて苦手意識が強くなってしまうんです。
まとめ:ザイオン効果をうまく利用して勉強習慣をつけよう!
ザイオン効果はどの勉強にも使えます。
受験でも資格試験でも仕事に必要な知識でもなんでも応用可能なので自分の必要な知識に対して利用していきましょう。
ザイオン効果のことを知っていると社会人になってからもいろんなことに使えますからね。