DaiGoさんの「自分を操る超集中力」を読んでいるとその中にあえて「怠けタイム」を取ると良いということが書かれていました。
それを読んでから実際自分でも試してみると本当に1日の集中力が上がり、できる量も増えたんですね。
この記事ではは怠けタイムを作ると良い理由について書いていきたいと思います。
目次
頑張りすぎのあなたは1日の中で”怠けタイム”を作るとで集中力が劇的上がる!
大前提として人間は起きてる間ずっと集中することはできない
世界中ほぼ全ての人間は起きてる時間のうちずっと集中して何かをするということはできません。
17時間起きてて17時間集中してるということはないですよね。
仕事や勉強してる最中もふとしたタイミングで気が抜けてるはずです。
時々エジソンみたいな没頭し始めたら1日以上作業してる人もいますが、ごく稀なパターンです。
人間の集中力は30分~かなり訓練して長くしても120分が限界だそうです。
ということは仕事してて朝9時~12時までだと集中力はどこかのタイミングで落ちてるということになるんですね。
午後なんてもっと長い時間仕事してるので集中力切れまくりですね。
途中でうまく休憩を挟むことで残りの時間の集中力を高めていく方法の一つが「怠けタイム」です。
「あえて」怠けることで残り時間の集中力を高める
怠けタイムを作るにも大切なことがひとつあります。
それは「あえて」怠けるということ。
これが「なんとなくやる気がでないなー」とか思ってる間に1時間ぐらい過ぎてたというのではいけないんです。
なので自分でわざと怠ける時間を1,2時間作ってください。
自分を操る超集中力でDaiGoさんは映画とか観てるって書いてました。
僕は1時間ほどゲームしてますね。
ゲームは選択の連続なので意志力を削りまくってる気がしますが、それでもゲームやった後の数時間はまたがっつり集中して作業することができているので良しとしています。
この1時間を取り入れなかったときはなんとなーくダラダラ作業を進めてたのでかなり生産性は高まりましたね。
怠けタイムに行うことは自分の好きなことでいいでしょう。
ただし気づいたら3時間ぐらい経ってたということにならないように注意は必要ですね。
頑張りすぎないようにすると締め切り効果の発動でメリハリがつく
怠けタイムを作る時間帯はいつも自分がダラダラし始める時間帯が良いと思います。
僕の場合で言うと毎日13~17時あたりは気持ちが完全にだれます。
なのでそこをうまく使って昼食と仮眠、怠けタイムを入れてますね。
だいたいいつも15~16時あたりがゲームタイムになっています。
普段ならだらけてあまり生産性のない時間帯に休息の怠けタイムをあえて作ることでその後の時間もがっつり集中できるようになります。
これは締め切り効果が発動してるのも大きいと思うんですね。
僕の場合朝起きてから13時までが第一回作業タイムになるのでそれまでの時間はがっつり集中します。
その後はアニメ観たりゲームしたりとだらけるのを決めてるので、普通に作業するよりもめちゃくちゃ集中できるようになるんですよ。
宿題の提出前とかになると一気に進むのと同じ理由です。
⇒”締め切り効果”を利用することで劇的に集中力を上げる!締め切りのメリット5つとデメリット3つ
程よく休憩できる
完璧主義者の人は特に作業の途中で休憩挟むとかありえない!とか思ったりしますよね。
ですがさっきも言ったように人間の集中力は30~120分しかもたないと言われています。
個人的には集中が切れた状態でダラダラやってる方がありえない!って思ってるんですよね。
しっかり休憩することで旧家しなかった場合よりも高い生産性でもっと作業をこなせるんだから逆に良くないよと。
厳しめにいうとずっと作業してる自分に酔ってるだけだと思うので、しっかりと休憩を入れるようにしていくといいでしょう。
休憩の入れ方としてはポモドーロテクニックで25分の作業後5分の休憩を繰り返しつつ、途中で怠けタイムを入れるのが一番効率よく作業を進めることができるように感じでいます。
休憩を頻繁に挟むのは筋トレでいうと超回復のためにあえて休息日を作るのと同じで必要なことなんですね。
”怠けタイム”がモラル・ライセンシングを働かせる
モラル・ライセンシングとは「いいことしたから、ちょっと悪いことしてもいいかな」と思う状態です。
ダイエットでいうと「昼間に運動したから夕食はしっかり食べても大丈夫!(大丈夫じゃない)」とか、「間食しなかったから夕食にはデザートでケーキ食べてもいいかな!(良くない)」って感じですね。
これの逆も起こります。
あえて「サボったからまた頑張らないと!」と思えるようになって他の時間の集中力を高めることができるんですね。
人間は短時間の方が集中力が高まる
パーキンソンの法則を知っていますか?
一つのことに費やせる時間が多くなればなるほどその作業は複雑になりどんどん必要な時間が伸びていくという法則です。
勉強で言うと試験の1か月前は「この記事でははまだ1か月もあるから世界史の範囲全部完璧にするぞ!」とか思って勉強を始めます。
しっかり1か月勉強した場合は世界史の本当に細かい絶対でないだろってとこまで勉強した結果他の科目がおろそかになってしまったりするんですね。
でも1日前だったら重要な部分だけしっかり暗記しようと思って勉強する箇所絞りますよね。
学校でマーカー引いたり穴埋めしたところだけというように。
基本的に短時間の方が集中できるようにできているので、時間を短時間で区切るためにも1日の中に怠けタイムを作っていくといいでしょう。
怠けタイムも分割すると良い
個人的に試してみた結果なんですが怠けタイムも分割してとる方がいいように思います。
1日合計2時間の怠けタイムを作るとしても、1時間ずつ1日のどこかに取るということですね。
僕の場合はさっき言ったように午後の始めに1回目1時間と必要な日は20時前後にもう1時間取ってから残り1,2時間作業時間にあてるようにしています。
この方が何回も休憩できるし時間を分割することで作業を短時間にして集中力を高めることができるんですよ。
まとめ:頑張りすぎる人は毎日の”怠けタイム”をうまく使ってリフレッシュしよう
怠けタイムはうまくとらないと単にぼーっとしてただけで終わってしまいます。
あえてぼーっとするのは全然ありなんですが、「あえて」というのが大切なのでいつの間にかぼーっとしてる状態にはならないように気を付けましょう。
怠けタイムを取る時間帯も自分にいいタイミングを何度も時間を変えて試してみてください。
頑張りすぎはメリハリがなく精神的にも疲れます。
あえての怠けタイムでどんどんリフレッシュをはかっていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。