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ショートスリーパーになるには?”できる人は超短眠!”を読んだら睡眠の常識が変わった!

 

あなたは今何時間寝てますか?

6時間?7時間?8時間?

 

もっと短いかもしれませんね。

 

もしあなたが6~8時間眠ってるとすればその理由はなぜでしょうか?

8時間眠らないと健康に良くないし疲れがとれないからですか?

 

実はその考え改めた方がいいかもしれないんですよ。

睡眠時間が短くても疲れはとれるんです。

 

本当はもっと起きてたいけど寝ないと疲れがとれなくて明日に支障が出る。と思ってる人は短眠についての考えを少し変えてみてください。

この記事ではは「できる人は超短眠!」を読んで知ったことについて書いていきたいと思います。

 

 

著者は45分睡眠

 

 

「できる人は超短眠!」を読んでまず驚きなのが著者の堀大輔さんは1日45分以下の睡眠だそうです。

1日だけだったら全然可能ですが次の日はパフォーマンス悪くなるし休みだったら絶対寝てしまいますよね。

 

でもそんな超短眠で生活できる人がいるというのがすごいんですよね。

そんな堀さんも最初から人より睡眠時間が短かったとかではなく8時間睡眠だったところからスタートしたそうです。

 

 

 

最適な睡眠時間は人それぞれ

 

必要な睡眠時間は人それぞれ

 

健康づくりのための睡眠指針2014.第5条 厚生労働省健康局

 

現在日本人の平均睡眠時間は7時間23分で30代は6時間57分と言われています。

ちなみに韓国と同じぐらいで睡眠時間が一番少なく日本人寝なさすぎ!と言われているんですよね。

 

しかし現在医師の言う理想的な睡眠時間は7時間とか言われていて矛盾しか感じないんですよ。汗

それにこれは僕個人なんですが1日7時間寝てしまうとその日は頭痛で昼ごろから活動不可になってしまうので、睡眠時間と言うのは人それぞれであって「人間は7~8時間眠らなければいけない。」みたいなことはないと思います。

 

 

 

「日中過度の睡魔が発生しない睡眠量」が最適

 

日中の眠気で困らない程度の自然な睡眠が一番

 

健康づくりのための睡眠指針2014 第5条 厚生労働省健康局

 

 

睡眠学者であるデメント博士や厚生労働省はどれくらい眠ればいいのか?という問いに対して「日中過度の睡魔が発生しない睡眠量」という回答をしているそうです。

〇時間眠らないといけない。と書かれている本はめちゃくちゃ多いですが睡眠学者ですらそんなことは言ってないんですよ。

 

というかむしろ「日中多少の睡魔は出るよ」って言ってる感じですよね。

と考えると人間はもっと短い睡眠でも眠気さえこなければ問題ないということになるんじゃないでしょうか。

 

 

 

野生と飼育されている動物の睡眠時間

 

 

馬だと野生は1時間しか眠らないんですが飼育されるようになると4時間眠るそうです。

これは餌を食べる時間が減ることや周りに危険がなくなることが理由です。

 

つまり暇になれば動物は寝るんですね。

人間も動物なので暇になれば眠くなって寝ます。

 

めちゃくちゃ忙しい経営者や常に遊びまわっている人が短眠でニートが長時間睡眠なのはこういうことです。

 

 

 

人間は時計がないと寝不足にならない

 

 

北部アルバニアの人たちがまだ時計を持っていなかった頃

 

夏は4時間

冬は11時間

 

このようにものすごく睡眠時間に差があったのにも関わらず眠気もなく元気に過ごしていたそうです。

 

インドのシュードラ出身の子供は仕事の時間がめちゃくちゃ長いので1日90分も寝ていない子がたくさんいると言われています。

 

しかもこのインドの子供はほぼ365日休みなく働いているそうです。

大人より長時間の睡眠が必要と思われている子供ですらここまで睡眠時間が減っても”睡眠時間が短い”と意識していなければ何の問題もなく過ごせるんですね。

 

この子供は幸せか?と聞かれると即答で「幸せだよ!」と答えたとか。

 

 

人間に100%決まった睡眠時間が必要ない可能性についての実験

 

メアリー・カスケイドンの実験

 

 

日光が入らない部屋で被験者を3時間眠らせました。

片方のグループは3時間しか眠っていないと研究者に伝えられ、もう片方は3時間しか眠ってないけど8時間眠ってたと伝えられたんですね。

 

すると3時間しか眠ってないと伝えられたグループは全員が日中眠気を訴えたそうです。

 

 

 

オズワルドの実験

 

 

3日断眠させた人に筋力や認知能力などのテストをしたところ脳や筋肉は普段と変わらないように働いたそうです。

これは睡眠をとらなければ体力は回復しないという常識を覆しそうですね。

 

 

 

静止疲労は運動で回復できる

 

 

静止疲労とは座りっぱなしだったりしたときの疲れです。

これは僕も感じていますね。

 

座りっぱなしで作業をした後ジョギングとかに行くとすごく気分は爽快になりますし、仕事をしていたときに疲れは吹っ飛びそのまま作業に戻ることができるんですよ。

ぼーっとしたりアニメ観たりとかゲームをして休憩するよりはるかに早く回復できます。

 

 

 

ショートスリーパーかどうかは遺伝子で決まっている?

 

 

短時間睡眠でも問題なく過ごせるかどうか?というのはDEC2遺伝子の突然変異が原因じゃないかと言われていて遺伝で決まってると言われています。

しかしこれ遺伝子関係なくショートスリーパーに離れると思うんですよね。

 

実際以前は睡眠時間が8時間とかだったけど仕事の都合上3時間睡眠を続けてたらそれが当たり前になったという人もたくさんいます。

僕の友人にも学生時代は常に8時間ぐらい寝てて休日になると起きるまで寝続けている人がいるのですが今は仕事の都合上4時間ほどしか寝ていないそうです。

 

眠くないの?って聞くと「慣れた」と言ってました。

DEC2遺伝子の突然変異は先天的にショートスリーパー体質になるだけであって、後天的にも訓練で短眠は可能だと思われます。

 

ショートスリーパー(6時間以下睡眠)は人口の5%ほどと言われてますけど大阪とか東京などの都市部だと絶対それ以上いますよね。笑

 

 

 

睡眠不足と短眠は違う

 

 

睡眠不足はストレスになるだけなんですけど短眠は眠気もほとんどなく楽しく過ごせるそうです。

寝不足は仕事とか勉強、家事が忙しすぎて強制的に作り出された受動的なもので、短眠は自分からなりたくって短時間睡眠なので能動的なイメーシですね。

 

この感覚の差めちゃくちゃ大事だと思うんですよ。

なんでもそうだと思うんですけど「やれ!」って言われたらたとえ好きなことでもやりたくなくなりますよね。

 

僕ゲーム好きなんですけど「ここできへんからクリアして!」って言われるの大嫌いなんですよ。

というか人のゲームをすること自体嫌だったりします。

 

これと同じで睡眠も自ら短眠になればかなり簡単にできるようです。

実際受験生のときは勉強時間を増やすために5時間睡眠だったんですけどめちゃくちゃ眠くて意味なかったですが、今同じ5時間睡眠でも何の問題もなく過ごせています。

 

 

 

短眠は成長ホルモンが増える?

 

 

睡眠時間が減ると一般的には食欲を増してしまうホルモンと言われているグレリンの分泌が増えます。

そのためほとんどの人は「寝不足は太るのかー」と思ってしまうんですけどグレリンには他の作用もあるんですよ。

 

それが成長ホルモンの分泌量アップです。

グレリンは成長ホルモンの分泌量が増えるのでもしかしたらむしろ寝ない方が育つんじゃないかと著者は言っています。

 

ただこれを証明するのはかなり難しそうです。汗

 

 

 

短眠になれば世界は変わる

 

 

自由に使える時間が圧倒的に増えるので1日がめちゃくちゃ長くなるんですよ。

使える時間に何をしようか考えていないと単に1日が長すぎるだけで苦痛になってしまうほど長く感じるようになります。

 

最近1時間睡眠時間を短縮したんですが立った1時間でもかなり長さの感覚は変わりますね。

 

 

 

ショートスリーパーは穏やかに過ごしている

 

 

現代は時間がなくみんなあくせくしているためとてもイライラしやすい環境です。

「そんなことで怒らなくてもいいのに。」と思うこともしばしば。

 

ショートスリーパーになると自分に使える時間が有り余ってるのでイライラしなくなるそうです。

たとえば短眠だとわざわざ満員電車に乗らなくても済むようになるんですがこれだけでも1日がすごく穏やかになりそうですよね。

 

最初は有り余った時間を自分に使うんですけど途中で使い切れなくなって人の手伝いをし始めたりボランティアを始める人もいるそうです。

僕も2,3時間睡眠ぐらいまで短縮してその時間でアニメとかゲームをやりたいとか思ってるんですけどいずれ追いついちゃうと思うんですよね。

 

もちろん全部できるとかじゃなくて途中で「もうめっちゃやったしゲームとかいいかな」って思い始めるときが来る気がします。

そうなると一気に時間が空くので手伝いとか新しい分野の勉強とか始めることになると思います。

 

常に自分で人生をコントロールできてる感覚が手に入るのでイライラしにくくなるでしょう。

 

 

 

睡眠物質(眠気の元凶)を退治する方法

 

 

眠気の元凶である睡眠物質アデノシンは脳内で受容体にくっつくことで眠気を起こします。

しかしその前にくっつけなくすれば眠気を抑えることができるんですね。

 

  • コーヒーを飲む(カフェイン)
  • 運動する

 

こういったことを取り入れていくことで睡眠物質のアデノシンがくっつかなくなって眠気が起きるのを防げます。

ただアデノシンが受容体とくっついて眠気を発してからカフェインを摂っても効果はないので、いつも眠くなると思う最低30分前には飲むのがポイントですね。

 

 

 

睡魔の発生の状況を観察する

 

 

どういうときに自分は眠くなってしまうのかを観察しましょう。

僕の場合は食事で炭水化物を多く摂ったとき(ラーメンとか)や目が疲れてきたときや酸欠のときですね。

 

対処法としては昼食は炭水化物摂らない(現在は昼食プロテインのみ)、目が疲れる前に休憩を入れる、観葉植物を部屋に置いて常に窓は開ける、ということを行っています。

 

 

 

恒常性維持機能(ホメオスタシス)が働く

 

 

睡眠物質は寝ることで取り除かれますが短眠になると最初は取り除ききれなくなることがあります。

たとえば毎日8時間睡眠をとってた人が6時間睡眠になると体としては8時間で取り除いていた睡眠物質を急に6時間で取り除かないといけなくなるので間に合わないんですよね。

 

そのため最初は眠気が摂りきれなくなるわけです。

しかしこれは慣れの問題です。

 

ずっと6時間睡眠に切り替えれば身体が6時間で睡眠物質を取り除かないといけないと理解するので少しずつ6時間睡眠で十分になってくるんですよ。

これを少しずつ進めて短眠になっていきます。

 

 

 

短眠は誰でも可能?

 

 

著者の堀さんは今までに600人以上をショートスリーパーに変えてきたそうです。

なら僕もできるんじゃね?ということで現在短眠に向けて奮闘中です。

 

短眠になるまでの記録としては「短時間睡眠ができる方法は?睡眠時間を短くする7つのやり方」の後半部分に書いているので興味があれば読んでみてください。

今のところまだ6時間睡眠ってところですが少し減らしても問題なく生活できています。

 

と言っても短眠はここからが勝負だと思うのでどんどん追記していきますね。

 

 

 

まとめ

 

 

短眠になればできることの幅が劇的に増えます。

今まで会社と家の往復だけで終わってたのが1時間短眠になれば運動したり趣味や勉強に時間を増やせるようになります。

 

2時間3時間と短眠になっていけばもっと多くのことができるようになりますよね。

フリーランスの人だとある程度自由に仕事のタイミングも選べるので月曜から一気にばーっと仕事を終わらせて後半4連休とか作るのも無理じゃなくなるんですよ。

 

 

短眠は不可能じゃないと思うで興味がある人は試してはどうでしょうか。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。